「自分たちも聴取されるのか…」西武・山川穂高の書類送検のかげで怯える「球界の後輩選手たち」 | FRIDAYデジタル

「自分たちも聴取されるのか…」西武・山川穂高の書類送検のかげで怯える「球界の後輩選手たち」

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知人女性に対する強制性交の疑いについて報道される直前の5月9日、試合中に浮かない表情を見せる西武・山川。ほかの選手に“飛び火”する可能性も浮上している(写真:時事通信)
知人女性に対する強制性交の疑いについて報道される直前の5月9日、試合中に浮かない表情を見せる西武・山川。ほかの選手に“飛び火”する可能性も浮上している(写真:時事通信)

5月23日に知人女性への強制性交の疑いで警視庁麻布署から書類送検されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の西武・山川穂高内野手。早ければ6月中にも東京地検によって起訴、不起訴の判断が下されるものとみられるが、捜査の行方を固唾をのんで見守っているのが、一部の後輩選手たちだ。

法廷の場で証言を求められる可能性がある一部選手たち

「文春オンライン」による報道が出たのが5月11日。その日に行われたベルーナドームでのロッテ戦で山川は「5番・一塁」で先発し、第1打席で左前打を放っている。試合後に山川は「僕から言えることはありません」とコメントし、球界では「鉄のメンタルだ」などと妙な感心が起きたものだが、翌12日に、西武は山川の出場選手登録を抹消。理由として「総合的に判断してコンディション的に抹消」と説明した。その後、山川はリハビリ中の三軍扱いとして西武のファーム施設で練習を続けている。「コンディション不良による抹消」という名目のため、一連の報道によって謹慎にすることもできないことが理由になっている。

球団内でも山川の抹消理由や一連の報道に関する説明などはなく、チームには重苦しい雰囲気が漂っているという。そのせいか、4月22日に一時は首位に立ったものの、チームの現状は下降線の一途。5月31日時点で借金「7」と最下位の楽天に1ゲーム差に迫られている。

チームの意気が上がらないのは、主砲でムードメーカーの山川が不在であること以上に「山川のそばで“美味い汁”を吸っていた若手が、自分たちにも捜査が及ばないか怯えながら過ごしているからですよ」。そう話すのはある球界関係者だ。

「今回、トラブルになった女性だけでなく、特定の後輩選手たちが山川に女性を紹介する役割を担っていたのです。飲み会を開くだけならまだしも、会が一区切りついた後に、遠征先のホテルの部屋を指定して『●●号室に山川さんがいるから一人で行って』などと仲介するような役割までしていた。山川のネットワークは広く、西武だけではなく他の球団にも広がっていました」と前出の関係者。

山川が警察の調べを受けていることにともない、すでに聴取を受けた関係者もいる。今後、山川が起訴されれば司法の捜査はさらに広がりを見せる可能性もあり、山川が起訴されるようなことになった場合、複数の選手が法廷の場で証言を迫られる局面もあり得る。

いまも素知らぬ顔で一、二軍の試合に出続けている後輩選手たち。山川の証言次第では司法の手が及ぶこともあり得る。内心では気が気でないのかもしれず、チームの雰囲気が沈むのも無理はない。

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