さみしい５周年を迎える「キンプリ」…永瀬廉が脱退したメンバーのために行っている「切ない気遣い」

5月23日より、King ＆ Princeの髙橋海人と永瀬廉が新たなスタートを切った。同日、公式YouTubeチャンネルなどで生配信を行った彼らは、新曲の発売をはじめ、ファンミーティングの開催や新番組の始動を一気に発表。メンバー3人（岸優太・神宮寺勇太・平野紫耀）の脱退を受けて傷心していた人々も多いが、「ファンを寂しくさせないように頑張ってくれている」と、感謝の声が相次いでいる。

ジャニーズJr.時代から苦楽をともにしてきたKing ＆ Princeのメンバーたち。’18年5月のCDデビュー後もさまざまな分野で活躍してきたが、’21年3月末をもって岩橋玄樹がグループを去り、5周年を目前にしたタイミングで、岸、神宮寺、平野も袂を分かつこととなった。

そして、新体制となったキンプリは23日にYouTube、ツイッター、インスタグラム、TikTokで生配信を実施。13枚目のシングル「なにもの」を6月21日にリリースするほか、7月2日にグループ初のファンミーティング『King ＆ Princeとうちあわせ』（東京・有明アリーナ）を行うと報告した。

さらに、同1日からは日本テレビ系で新番組『キントレ（仮）』のレギュラー放送も始まるという。まさかのサプライズに、SNS上のファンの間では驚きや喜びのコメントが続出した。

一方、永瀬は5月24日深夜放送のラジオ『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』（文化放送）内で、現在の率直な心境を明かした。まだ心の整理がついていないであろうファンに寄り添いながら、

「長い時間一緒に過ごして思ったけど、なんて言うんでしょうね。それぞれの選択した道を全力でやっぱ楽しめるし、もちろん。それを1人1人がその選択が正しかったっていう風に思わせられる能力の、力のある人たちやから。それはホンマに近くで、5人で過ごしてて、1番感じてるし。だから本当に、5人の、俺らのファンの人は安心して、好きな人の後をついて行っても良いんじゃないかなっていう風には思いますね。全員で幸せになりましょう」

と語りかけたのだ。

「永瀬はグループを去った岸らにも、『本当に3人の人生を応援してるし。どういうことをするにしろ、俺はずっと3人の味方でいたいなと思います』とエールを送っていました。今後もキンプリとして活動していく永瀬自身がこう発言したことで、“脱退組”への批判やバッシングを和らげる効果があるでしょう。メンバーが減ることになって負担が増えて大変だと思いますが、3人がこれからも変わらずに活躍できるように気を遣ったのでは？」（スポーツ紙記者）

実際、同ラジオを聴いたファンからは、

「廉くんはいつもファンファースト。自分も辛かっただろうに、こんな風にラジオで伝えてくれることが、どれだけ心の支えになっているか……」

「『3人の味方でいるし応援する』って言ってくれて、スゴくうれしかった」

「こんなにファン思いなアイドルはいない」

「廉くんに一生ついていく！」

と称賛の声が上がっていた。紆余曲折を経て、2人組となった“新生キンプリ”。ファンとの時間を大切に、5周年イヤーを走り抜けていってほしいものだ。