「存在感が際立つ」森七菜が移籍トラブルを乗り越えてフジ｢月9ヒロインに完全復活｣できたウラ事情

まるで夏のような太陽が照りつけていた５月下旬のある朝。片瀬江ノ島駅（神奈川県）近くでは、７月クールの「月９」ドラマ『真夏のシンデレラ』（フジテレビ系）の撮影が行われていた。男女８人の恋愛模様を描く「月９」ならではのラブストーリーだ。

この日が撮影初日だったのだろう。撮影開始前には、ヒロインの森七菜（21）、間宮祥太朗（29）、白濱亜嵐（29）、萩原利久(りく)（24）が意気込みなどをスピーチ。森が笑顔で拳(こぶし)を突き上げる様子も見られた。その後のアクションシーンの撮影では、演技指導を受ける森の表情は真剣そのものだった。

森といえば、’21年に所属事務所移籍を巡るトラブルが報じられ、しばらく露出が激減。しかし、今年に入ってからは映画やＣＭへの出演など快進撃が続いている。

「今回は『月９』ヒロインですから、完全復活といえるでしょう。彼女が復活できたのは、高い演技力があったからこそ。Ｎｅｔｆｌｉｘのドラマ『舞妓さんちのまかないさん』で森を起用した是枝裕和監督は、インタビューでもよく彼女の話をしています」（芸能プロ関係者）

さらに、世代的に恵まれているのも大きいという。

「森の場合、地上波のドラマで主演が務まる同世代の女優が少ないんです。清原果耶(かや)、高橋ひかる、鶴嶋乃愛(のあ)らが同世代で粒揃いですが、森の存在感が際立っていますね」（テレビ局関係者）

休憩時間には間宮らと談笑し、弾ける笑顔を見せていた森。今後はテレビでもこのスマイルがたくさん見られそうだ。

『FRIDAY』2023年6月16・23日号より