X JAPAN 8年ぶりリリースの新曲はXの”終わりの始まり”か? | FRIDAYデジタル

X JAPAN 8年ぶりリリースの新曲はXの”終わりの始まり”か?

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『X JAPAN』の新曲を巡ってファンの間で期待と不安の声が渦巻いている──。

5月16日(現地時間15日)、YOSHIKIは米・ロサンゼルスのグラミーミュージアムで会見を開き、『X JAPAN』としては8年ぶりとなるニューシングル『Angel』をリリースすると発表した。会場からは歓声と拍手が沸き起こった。しかし、ファンの反応は微妙だという。

「『X JAPAN』は’18年以降、活動はしておらず、YOSHIKIとToshIの不仲が囁かれていました。昨年は結成40周年のアニバーサリーイヤーでしたが、活動が再開されることはありませんでした。今回の新曲リリースを機に、ファンが『X JAPAN』の再始動を期待するのは当然のことでしょう」(音楽ライター)

だが、ファンの反応は必ずしも期待の声一色というわけではなかった。むしろ落胆する声や心配する声の方が多いという。

「1つは『Angel』が’05年ごろにYOSHIKIが作曲した曲で、アルバムに入る曲として’15年のライブでお披露目されており、ファンの間では知られた曲だということ。『そんなの新曲じゃない』という声が上がっています。もう1つは、『ボーカルがToshIではないのでは?』という不安の声です。ファンの間では『またRed Swan事件のようなことになれば大荒れは必至』だと囁かれているのです」(同前)

ファンが口にする「Red Swan事件」とは、YOSHIKIが’18年に『進撃の巨人 Season 3』のオープニングテーマ『Red Swan』をリリースしたときのことを指す。同曲のボーカルがToshIではなく『L’Arc~en~Ciel』のhydeだったにもかかわらず、『X JAPAN feat.HYDE』名義にしようとして、ファンから猛反発を受けた。結果、同作品は『YOSHIKI feat.HYDE』名義でリリースされている。

『Angel』については’15年以前にレコーディングされた音源が存在すると言われています。今回はそれをそのまま、もしくはアレンジしたものが発売されると見られています。しかし、これまでの2人の不仲と、そしてToshIからは新曲について何の言及もないことなどから、YOSHIKIの”前科”を心配する人が少なくないのです。また、5月の会見のときにYOSHIKIは自身のピアノで『Angel』を披露していたのですが、そのときにボーカルをつとめたのがフィリピン出身の女性シンガー・Beverlyだったことも、ファンの不安をさらに煽っています」(同前)

YOSHIKIとToshIの不仲が取りざたされ始めたのは『X JAPAN』が活動休止となった’18年以前からだった。前出の『Red Swan事件』も不仲説の根拠の1つとなっているが、果たして本当に不仲なのか、当人たちはどちらも口にしていない。

「ToshIのギャラ未払いを巡るトラブルも報じられましたが、真相は不明です。しかし、ToshIは’18年から『龍玄とし』名義で活動、オフィシャルサイトのプロフィールに『X JAPAN』での活動履歴はありません。また昨年12月にYOSHIKIがNHKのドキュメンタリーに出演した際に、ToshIが過去の自分の画像の使用許可を出さなかったことも話題になりました」(女性誌記者)

さらに1月にはToshIが発表した新曲、『叫 SAKEBE』の誰かを激しく否定し続けるような歌詞がYOSHIKIに対するメッセージではないかと騒がれた。2人の不仲はのっぴきならないところまで来てしまったと見る向きも多い。だが、この曲に関してポジティブにとらえたファンもいる。

「歌詞の最後の言葉が『昔を思い出してくれ』『目を覚ましてくれ』というToshIからYOSHIKIへのメッセージにも解釈できるというのです。今回の新曲発表が、『X JAPAN』再始動のきっかけになるのでは、と期待しているファンもいます」(同前)

新曲のボーカルは誰なのか? 今回の新曲がファンの期待を裏切って、『X JAPAN』の”終わりの始まり”にならないことを祈るのみだ。

  • PHOTO原一平

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