4週目でようやく「ジャニー氏性加害」問題に言及した櫻井翔 日テレが裏で動いた〝極秘ミッション〟 | FRIDAYデジタル

4週目でようやく「ジャニー氏性加害」問題に言及した櫻井翔 日テレが裏で動いた〝極秘ミッション〟

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ついにジャニー喜多川氏の性加害について言及した『嵐』櫻井翔
ついにジャニー喜多川氏の性加害について言及した『嵐』櫻井翔

「これについては番組でも伝えてきましたが、今日は櫻井さん」

メインキャスターの有働由美子アナに促され、ダンマリを決め込んでいた『嵐』櫻井翔がようやく口を開いた――。

世間を揺るがしているジャニーズ創業者・ジャニー喜多川氏の「性加害」問題について、6月5日、櫻井は月曜日のキャスターを務める『news zero』(日本テレビ系)で初めてコメントしたのだ。

この日、同番組では性加害を告発した元ジャニーズJr.のカウアン岡本氏や俳優の橋田康氏らが、児童虐待防止法改正を求める署名を与野党に提出したというニュースを放送。VTRが終わりスタジオに戻ると、冒頭のように有働が櫻井に振ると

「この件について、自分の言葉でお伝えできればと思います」

と口火を切った。

「今回の件ですが、私には2つの側面があると思います。1つはいま、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。もう1つは、自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということです。

私にとって、2つのコメントをすることは難しいと考えていました。今もまだどの立場で、どうお話しできるのか難しいのですが、お伝えしたいことの1つは、憶測で傷つく人たちがいるということです」

と話し、これまで藤島ジュリー景子氏の謝罪動画公開から3週間にわたり櫻井がスルーしてきたこの問題に対する発言の難しさを訴えた。時折涙を堪えるような様子だったが、世間の賛否は分かれたようだ。

「自分は被害者側に見られうるという言い方に留めていましたが、自分が被害者かどうかは当然言及しませんでした。ジャニーズ事務所に対して、〝話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護したうえで、どのようなことが起こっていたのか調査してほしい〟と言っていましたので、自分の身に何が起きたのかは具体的に言いたくないという表れでしょうね」(スポーツ紙記者)

4週目にして、ようやく口を開いた裏側にあるのはやはり〝キャスター失格〟の声が多く上がったからだろう。東山紀之や中丸雄一などが番組でコメントする中、お堅い社会派の報道番組に出演する櫻井が逃げていてはメンツが保てない。

だが、その放送のウラでは、やはりドタバタがあったようだ。日テレ系のワイドショー関係者が匿名を条件に話す。

「日本テレビ系列は全国にネットワークがあるためシステムで情報を共有しており、事前にzeroが何のニュースを放送する予定かを閲覧できるんです。しかし事前の情報漏洩を恐れたからか、櫻井さんが話すコーナーを《政治部ストレート》とのみ書いていて他番組に分からないように工作したんです。

通常なら何のニュースを放送するか、内容が書いてあるはずなので、スタッフは〝何これ?〟と不思議がっていました。例えばスクープの場合なら『政治部独自』という書き方で内容を隠してある場合がありますが、〝ストレートニュース〟なら、なぜ隠す必要があるの?という感じです」

その「内容不明」な放送枠5分弱の時間が用意されていたのだ。

「この日の報道は朝から、何となくピリついてましたからね。櫻井さんが番組内で問題に触れることが漏洩し、ネットニュースなどで先に報じられたくなかったんでしょう。まあ、ウラを返せば、それだけジャニーズ側に気を使っているということでしょうね」(同・ワイドショー関係者)

カメラ目線を一度も外すことなく〝長ゼリフ〟を披露した櫻井キャスター。これでようやく〝汚名返上〟となるのだろうか――。

  • PHOTO近藤 裕介

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