<a href="#" data-ident_hash="7463d94e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/2d16c3c8383172970b519ccf61bc37de.jpg" alt=""></a>ドラマでは夫の友人を大胆に誘惑するシーンも
稲森いずみ（51）の主演するドラマ『夫婦が壊れるとき』が、密かにヒットを記録している。
このドラマは日本テレビが４月から新設させた『金曜ドラマDEEP』（0:30～）の第１作。深夜帯なので視聴率はそれなりだが、Tverのお気に入り登録者数ではすべてのドラマの中で６位。再生回数は2000万回を突破し、深夜ドラマでの放送後１週間の見逃し配信再生回数で最高記録を達成している。
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ストーリーは、仕事も家庭もすべてが順調だと思っていた美人女医・真壁陽子（稲森いずみ）が、実は２年以上前から夫・昂太（吉沢悠）には不倫相手・佐倉理央（優希美青）がおり、周囲の友人たちも全員がグルで自分を騙していたことを知り、復讐をしていくというドロドロ不倫ドラマだ。とくに陽子に対して昂太が陰で行っている仕打ちが酷過ぎて、陽子への同情と共感の嵐が沸き起こっている。例えば第10話ではこんなシーンがあった。
理央が子供を堕ろして昂太と別れたと聞いて、昂太とやり直す決意をした陽子。だが、夫の挙動に不審を覚えた陽子は会社へ乗り込む。
陽子の剣幕に驚く昂太の部下の女性社員。
「どうされたんですか？」
「少し話がしたくて…主人、ここにいますよね？ 車が停まってた」
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最初は誤魔化そうとしたものの、陽子に説得された女性社員はカーテンが閉まった窓を無言で示す。陽子がカーテンを開けて窓の外をみると、向かい側の建物で手を取り合って寄り添う昂太と理央の姿が…。
「！」
陽子の目にとめどなく涙が溢れる──。
「同ドラマは英・BBCで’15年と’17年に２シーズンにわたって放送された『女医フォスター 夫の情事、私の決断』のリメイクです。’20年には韓国でリメイクされた『夫婦の世界』は28.37％の視聴率となりました。
日本にも’20年頃からリメイクの話が来ていたそうですが、ゴールデン・プライムで放送するのにはふさわしくない内容だということで、見送りになっていたそうです。今回、ディープな時間にディープなドラマを、という新しいドラマ枠のコンセプトにピッタリだということでリメイクが実現しました」（ドラマライター）
〝ディープなドラマ〟という看板に偽りはなく、内容もなかなかハードだ。陽子の夫・昂太は、不倫をしていただけではなく、夫婦の財産や陽子の親の遺産、息子の学資保険まで自分の事業と不倫相手に注ぎ込んでいた。それでいて陽子の友人に「俺は陽子も理央も２人とも大事なんだよ」「だから辛いんだよ」と放言するクズっぷりに毎週ネットは湧いている。
「昂太役の吉沢さんは夫の浮気に悩む〝サレ妻〟だけでなく、日ごろ夫への鬱憤を溜め込んでいる女性たちから反感を買っただけではありません。理央には『妻とは仮面夫婦』『離婚するから』と２年間言い続けたあげく、彼女が妊娠してもまったく煮え切らない。そのくせ別れを切り出されると、狼狽するのです。今やすべての女性を敵に回していてもおかしくないパーフェクトなクズです（笑）」（同前）
昂太を〝自分の人生から消す〟と決意した陽子の行動もなかなかアグレッシブだ。昂太の友人の会計士から、〝体を張って〟会社の財務状況を聞き出したり、親しくなった患者に昂太と理央の浮気現場を押さえるように依頼するなど、復讐に向かって突っ走っている。
Tverのお気に入り登録者数では夫婦のセックスレスを描いた『あなたがしてくれなくても』も好調だ。こちらも視聴率は５％とあまり芳しくはない。なぜ今、夫婦のトラブルをテーマにした作品がネット配信でヒットしているのだろうか。
「『夫婦が…』のストーリー自体ははっきり言って&#8221;ベタ&#8221;です。昔お昼によくやっていた昼ドラのイメージ。昼ドラは主婦層が、家族では観づらい過激な内容のドラマを、昼間の息抜きにこっそり楽しめるものとして人気がありました。今は配信ドラマがその役割を果たしているのでしょう。
『夫婦が…』は当初から明確に配信を意識して制作されており、具体的な数値目標もあったと聞いています。『あなして』はGP帯のドラマですが、やはり夫婦そろっては観づらい内容です。今後は配信を念頭に置いてGP帯では通しにくい企画をドラマ化するという流れも増えていくでしょう」（制作会社関係者）
10話終了の時点で、まだ陽子の復讐は本格的には始まっていない。これまでテレビの前で１人鬱憤を溜め続けた多くの視聴者を、スカッとさせる展開は待っているのだろうか。
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<figure id="attachment_316308" aria-describedby="caption-attachment-316308" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="3b2d8a3d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/08f292006659c7ba3833429b67a538cc.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-316308" class="wp-caption-text">’18年５月『モンテ・クリスト伯』のロケ。金と権力に執着する不動産会社社長の妻を演じた</figcaption></figure>
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山田宏次郎、足立百合、原一平、中村和彦

ドラマでは夫の友人を大胆に誘惑するシーンも 稲森いずみ（51）の主演するドラマ『夫婦が壊れるとき』が、密かにヒットを記録している。 このドラマは日本テレビが４月から新設させた『金曜ドラマDEEP』（0

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