都心のビル街で地面に倒れ込み…福原遥「18歳の妊婦役」でさらに舞いあがれるのか
24歳にして芸歴18年目 今夏はTBS連ドラで深田恭子とW主演
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都心の大通り沿いに、女優の福原遥(はるか)(24)の姿があった。大勢のクルーが見守るなか、この日は、ドラマ『18/40 〜ふたりなら夢も恋も〜』(TBS系)の撮影が行われていた。
カットがかかると3〜4人のスタッフがワッと集まり、ニコニコと笑う福原の髪や衣装を整えていた。
「福原は子役時代からスタッフ受けが抜群にいい。女優ながら、バラエティ番組のキャスティングでは必ず名前があがります。とくに朝の情報番組のプロデューサーが彼女を気に入っていますよ。ただ、悪く言えば器用貧乏なんです。子役時代は華々しい役が多かったのですが、高校生以降はバイプレイヤーとして活躍してきました」(キー局番組プロデューサー)
満を持してヒロインを演じた昨年のNHK朝ドラ『舞いあがれ!』は、視聴率が伸び悩んだ。福原は、本作が初のGP帯ドラマ主演だ。コラムニストの影山貴彦氏は今が彼女の転機だと語る。
「朝ドラを通して、主演女優としての箔が付きました。長期にわたる過密スケジュールの中で、赤楚衛二さん(29)や高畑淳子さん(68)など若手からベテランまで幅広く刺激を受けた。本作は、大先輩の深田恭子さん(40)とのW主演、しかも18歳の妊婦という難しい役どころは、彼女の器用さを印象付けるきっかけになると思います」
先輩女優の胸を借りて、今度こそヒットドラマとなるに違いない。



『FRIDAY』2023年6月30日号より
PHOTO:近藤裕介