都心のド真ん中で10匹以上のワンちゃんを連れ…表参道をザワつかせる「犬のさんぽ達人」の正体 | FRIDAYデジタル

都心のド真ん中で10匹以上のワンちゃんを連れ…表参道をザワつかせる「犬のさんぽ達人」の正体

同時に14匹も連れて楽しそうに街を歩く謎の男がいる――

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自身も9匹の犬を飼っているという森部さん。上手く接するポイントは「『かわいい』とたくさん声をかけること」
自身も9匹の犬を飼っているという森部さん。上手く接するポイントは「『かわいい』とたくさん声をかけること」

表参道(渋谷区)を、まるで羊飼いのように犬の大群を連れて闊歩する「さんぽの達人」がいる同時に14匹も連れて楽しそうに街を歩く謎の男がいる――。そんなウワサを耳にし、本誌犬好き記者が早速現地に向かうと、道端に人だかりができていた。

「かわいい〜! 触ってもいいですか?」

のぞいてみると、トイプードルに柴犬、フレンチブルドッグなど、様々な犬種が14匹。男子高校生、鮮やかな服をまとうザ″原宿系女子″、そして外国人観光客が幸せそうに犬を撫でていた。

そしてその光景を、微笑みながら見つめる″飼い主″がいる。30代と思しきこの男性が、ウワサの羊飼いだろうか!?

「森部暢章(のぶあき)と言います。僕はただの″さんぽ屋″です。’07年からペットホテルを経営していて、そこに預けられた犬や、『時間がない』というお客様から預かった犬を散歩させています」

″集団散歩″を始めた背景には、森部さんのある思いがあった。

「犬は歩きたがる動物です。なのに、多くのペットホテルでは、一日15分の散歩を2回して終わり。あまりにかわいそうだと考えたのがキッカケでした。一匹15分なら、6匹まとめて1時間半散歩すればいいじゃないか、と。今はMAXで25匹、平均で15匹を毎日4時間ほど散歩させています」

4時間――人間でも大変だが、犬たちは大丈夫なのか。

「犬は長時間歩く力を持っています。持っていなくても、15分も歩けば慣れる。普段あまり歩かない子だと肉球が剥(む)け、関節を痛めることもあるけど、人間の筋肉痛のようにごく自然なこと。歩くうちに治り、足腰は強くなります」

森部さんが立ち止まるや、すぐさまヘタり込んで休憩に入ったワンちゃんがいたが、きっと″新人″なのだろう。インバウンド客でごった返す表参道に新たな″観光スポット″誕生となるのか!?

立ち止まるとすぐに、人が癒やしを求めて集まる。素直に懐いてくるワンちゃんに本誌記者もほっこり
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本誌未掲載カット 表参道をザワつかせている 犬の「さんぽの達人」の正体とは?
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『FRIDAY』2023年7月7日号より

  • PHOTO濱﨑慎治

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