絶好調レンジャーズでは昇格絶望的…窮地の筒香嘉智「獲得に動く可能性のある」意外なメジャー球団 | FRIDAYデジタル

絶好調レンジャーズでは昇格絶望的…窮地の筒香嘉智「獲得に動く可能性のある」意外なメジャー球団

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状況は不透明ながら米国で野球を続ける覚悟を決めたとされる筒香(PHOTO:時事通信社)
状況は不透明ながら米国で野球を続ける覚悟を決めたとされる筒香(PHOTO:時事通信社)

米国で6球団目の移籍先を探すことになりそうだ。

6月23日(日本時間)、筒香嘉智(31)はレンジャーズ傘下3Aのラウンドロックからの退団を発表した。渡米4年目の今季は、招待選手として春季キャンプに参加。しかし40人の開幕メジャー枠に入れず、マイナーで昇格の機会をうかがっていた。なぜ筒香は、このタイミングで退団を発表したのだろう。

「レンジャーズではメジャー昇格が絶望的だからです。レンジャーズはア・リーグ西地区の首位を独走(6月26日現在、成績は以下同)。レギュラー陣はいずれも好調で、マイナーから選手をあげる必要がありません。もしケガ人が出たとしても、将来性をみすえ筒香より若手の有望株を優先するでしょう。

レンジャーズでは筒香につけ入るスキがないんです。現状をかんがみ、筒香はオプトアウト(契約破棄)を選んだと思われます。チームから出なければ、メジャー昇格の可能性はほぼゼロですから」(在米ライター)

日本球界へ復帰しても代打要員

選択肢としては日本球界復帰もありうる。だが筒香にとって優先順位は低いようだ。

「『どんな状況でも米国で野球をやりきりたい』と常々語っていますからね。渡米直前の’19年オフのファン感謝デーで、古巣DeNAのファンへ『メジャーに挑戦します!』と高らかに宣言した手前もあります。本人は泥臭くメジャー昇格を狙う覚悟のようです。

もし日本復帰となれば、当然DeNAが獲得に名乗りをあげるでしょう。しかし状況は甘くない。筒香が守る一塁や外野は佐野恵太、関根大気、桑原将志、さらには牧秀悟やソトもいます。復帰しても代打要員の可能性が高いんです」(スポーツ紙担当記者)

では、筒香獲得に乗り出すメジャー球団はあるのだろうか。今季の筒香の成績は、3Aで打率.249、6本塁打、33打点。決して圧倒的な数字とはいえず、獲得するメリットはかなり低いといわざるをえない。

「相当厳しい状況です。当初、故障者が続出するエンゼルスが候補にあがっていました。しかし6月下旬に、通算207本塁打のムスタカス(ロッキーズ)やエスコバル(メッツ)を補強。筒香が移籍する可能性はほぼありません。

強いてあげるとすればヤンキースでしょう。昨季ア・リーグ新記録となる62本塁打をマークしMVPを獲得したジャッジに、右足親指の靭帯断絶が発覚。長期離脱を余儀なくされています。ポストシーズン進出を狙い、ジャッジの代役として筒香を獲ることは考えられます」(同前)

メジャーのトレード期限は通常7月末までだ。筒香は、それまでに何らかの決断を迫られることになる。

  • PHOTO共同通信社

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