フランスでは大胆な黒いスカート姿も…韓国・美しきファーストレディ「犬食禁止」条例で賛否両論の物議 | FRIDAYデジタル

フランスでは大胆な黒いスカート姿も…韓国・美しきファーストレディ「犬食禁止」条例で賛否両論の物議

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フランスを訪れマクロン大統領夫妻と面会した金夫人(左から2人目)
フランスを訪れマクロン大統領夫妻と面会した金夫人(左から2人目)

韓国の美しきファーストレディ・金建希(キム・ゴンヒ)夫人が、再び話題となっている。

ポイントとなったのはキーホルダーだ。6月20日からフランスのパリで開催された、博覧会国際事務局総会に夫の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と出席。ソウル空港から出発する際に持っていたバッグにつけられたキーホルダーには、こう記されていた。

〈BUSAN IS READY〉

「釜山は準備ができている」ーー。つまり’30年に開かれる万博で、釜山への誘致を呼びかけたのだ。尹大統領と金夫人は、フランスのマクロン大統領夫妻とも面会。その時、金夫人が履いていた黒いロングスカートも、〈大胆なデザイン〉とネット上で高い評価を得た。

バラエティ番組で〈里親になって〉

金夫人の日常は忙しい。フランスに続いて6月22日には尹大統領とともにベトナムの首都ハノイを訪問し、同国の伝統服である緑のアオザイを着て両国の親交イベントに参加。ボー・バン・トゥオン国家首席のファン・ティ・タイン・タム夫人には、こう褒められた。

「緑色がよくお似合いです。韓国の首脳夫人として初めてアオザイを着てくださり、とても感謝しています」

金夫人は、韓国で物議を醸す問題の渦中の人でもある。キッカケは5月31日にソウル市議会へ提出された「犬食を取り扱う食堂と業者に500万ウォン(約50万円)の罰金を科す」という条例案だ。

「金夫人はバラエティ番組へ出演し、自身の愛犬を抱いて〈ペットたちの里親になってほしい〉と訴えるほどの動物愛護家です。ファーストレディになるずっと前から捨てられた犬を保護し、虐待された動物の支援をするなどボランティア活動をしてきました。金夫人の影響で『犬食禁止』の運動が大きくなっているんです。ソウル市議会に提出された条例は、そうした流れの一環でしょう。

一方で『犬食禁止』に反対する動きもあります。『犬食』は韓国の文化であると。そもそもファーストレディである金夫人が、政治的な言動をとること自体が間違いだという意見もあるんです。6月8日には『大韓肉犬協会』に所属する数十人の業者が、大統領官邸前で抗議活動を行いました」(韓国紙記者)

テレビ番組での発言が、大きくクローズアップされる韓国のファーストレディ。その影響力は、日に日に強まっている。

  • PHOTOAP/アフロ

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