あの”アギレラ様”が新境地を開拓! 女優・椛島光が「人生で一番の叫び声をあげた」衝撃の瞬間
『仮面ライダーリバイス』で話題をさらった人気女優が新たな一面をみせた。 驚愕の展開で大バズり中な夏ドラマ『なれの果ての僕ら』の撮影現場にFRIDAYが直撃。撮影エピソードとドラマの見どころを聞いた。
「指を折られるシーンは、その痛みを本当に伝えたかったのですごく頑張りました。人生で一番の叫び声をあげたと思います。普段はあんまり声を張らないから、その分、気持ちひとつで」
自身が挑んだ衝撃的な場面を穏やかな口調で振り返る。現在テレビ東京ほかにて放送中のドラマ『なれの果ての僕ら』の撮影の合間に取材に応えるのは、女優の椛島光(かばしまひかり)だ。本作は、同窓会に集まった元クラスメイトたちを襲った、″死者13人″を出す監禁事件を描く。椛島は「自分と正反対」という″イマドキ女子″小山内彩(おさないあや)を演じている。

「最初はどう演じたらいいんだろうって思いました。たとえば周りに流されやすい小山内は(事件の主犯の)みきお君に『空っぽの人間』とか『自分の意見がない』って言われるんです。でも自分の意見がないって、どういうことなのか私はわからなくて。だから撮影の現場では、なにも考えないようにして臨むようにしたんです。もちろん台本は頭に入れています。でも小山内っぽさを出すために、誰が殺されて、誰が死んでしまったのかあまり覚えていないようにする。ひとりだけ何もわかっていないようにすることで、彼女らしさが出せたらいいなって」
教室のロッカーから転げ出るバラバラの遺体や、濃硫酸のシャワーで焼け死ぬ描写など、目を覆いたくなるようなシーンも多いドラマだが……。
「作品自体の好み度はけっこう高いです(笑)。刺激が強いところもそうですが、なにより極限状態で人間の本性や奥底の部分が暴かれていく感じがすごく面白いなって。驚くような展開が待ち続けているドラマになっていると思うので、ぜひ最後まで観ていただきたいです」


椛島 光(かばしま・ひかり)27歳
身長157cm。
青森県出身の女優。
’21年、オーディションを経て抜擢された『仮面ライダーリバイス』の〝悪の女王〟アギレラ役で一躍注目を浴び話題に。
その後、同作の劇場版や舞台版などにも登場するほか、’23年春にはNHKBSP『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』に出演するなど、役者としてのキャリアを積む。
最新情報はインスタグラム(@hikari_kabashima)まで
密着取材の模様とインタビュー時の美麗ショットは
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作品紹介

原作は『週刊少年マガジン』とマンガアプリ『マガジンポケット』で連載され人気を博し、’21年夏に完結した同名マンガ。同窓会に集まった四ノ塚小学校元6年2組のメンバーが、そのなかのひとり・夢崎みきおによる″実験″の名のもとに監禁される。事件は52時間後に解決を迎えるものの、その死者は10人超。極限状態におかれた元クラスメイトたちの間で繰り広げられる「暴力」「謀略」「裏切り」「復讐」……。首謀者のみきおが″実験″で暴こうとした人間の本性とは。
ドラマはテレビ東京ほかにて毎週火曜深夜24時30分〜放送中。
出演:井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、犬飼貴丈ほか
©内海八重『なれの果ての僕ら』(講談社「週刊少年マガジン KC」刊)
撮影:財津裕也