「月9」史上最低のスタート…事務所の期待を一身に背負う森七菜が迎える「キャリアの正念場」 | FRIDAYデジタル

「月9」史上最低のスタート…事務所の期待を一身に背負う森七菜が迎える「キャリアの正念場」

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『真夏のシンデレラ』のロケに臨む森。現場では積極的にスタッフとコミュニケーションをとっていた
『真夏のシンデレラ』のロケに臨む森。現場では積極的にスタッフとコミュニケーションをとっていた

森七菜(21)と間宮祥太朗(30)のダブル主演で、7年ぶりの月9王道恋愛ドラマとして話題を集めてスタートした『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。しかし、その先行きに暗雲が垂れ込め始めている。大手広告代理店関係者が語る。

「初回視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と月9史上最低視聴率という厳しい船出となりました。巻き返しが期待された第2話でしたが、平均世帯視聴率は5.4%とさらに1.5%も数字を下げた。

月9での恋愛ドラマは’16年7月期放送の桐谷美玲(33)さんが主演した『好きな人がいること』以来でしたが、前作は初回視聴率が10.1%、第2話が10.4%でした。7年ぶりに満を持しての恋愛ドラマ復活での苦戦に、局も頭を抱えています」

’18年7月期の沢村一樹(56)主演の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~(Season3)』以来、今年4月期の木村拓哉(50)主演『風間公親―教場0―』まで18作続いた月9初回視聴率2桁スタートも、ついに今作で途絶えた。芸能プロ関係者が語る。

撮影の合間には笑顔を見せるシーンも。現場の雰囲気は良好なだけに、今後の巻き返しに期待したいが……
撮影の合間には笑顔を見せるシーンも。現場の雰囲気は良好なだけに、今後の巻き返しに期待したいが……

「主役の一人の森は、今年5月公開の映画『銀河鉄道の父』での好演が話題を呼び、6月公開の映画『君は放課後インソムニア』では俳優・奥平大兼(19)とダブル主演を務めるなど充実の一年を送っています。今作は本人にとっても今後の活躍を左右するターニングポイントだっただけに、本人や関係者の落胆は大きいです」

さらに、同世代女優の台頭も森にとって焦りを生んでいるという。芸能プロ関係者が続ける。

「現在放送中のNHK連続テレビ小説『らんまん』で主演・神木隆之介(30)の妻役が評判の浜辺美波(22)や、10月期のフジテレビ月曜10時枠に主演が内定している橋本環奈(24)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインを演じて以降波に乗る永野芽郁(23)など、20代前半の若手女優は実力伯仲。森としても今作でその中に割って入る算段だったのですが、今のままでは難しいでしょうね」

誤算は森本人だけでなく、所属事務所も同じだという。テレビ誌ライターが語る。

「これまでは倉科カナ(35)や土屋太鳳(28)、二階堂ふみ(28)、橋本愛(27)といった女優陣が牽引してきましたが、森と同世代で、次世代を狙えるタレントがなかなか出てきていません。それだけに森さんは事務所からの期待を一身に背負っている。

特に今年に入ってからの復調が目覚ましかっただけに、事務所としても誤算と言えるでしょう。ただ、ドラマはまだまだ序盤。恋愛ドラマは恋模様が複雑化する後半が見どころですし、森さんの演技の真価が試されるのもそこです。ここからどれだけ巻き返しができるかが見どころですね」

森にとっても所属事務所にとってもまさに踏ん張りどころだが、その行方やいかに……。

  • PHOTO近藤裕介

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