次の「侍ジャパン監督」人事が難航……NPBの接触が噂される「切り札となる意外な大物」 | FRIDAYデジタル

次の「侍ジャパン監督」人事が難航……NPBの接触が噂される「切り札となる意外な大物」

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2026年開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの指揮をとる次期監督の選考が難航している。
6月に東京スポーツが「前ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏(60)に一本化された」と報道するも、他紙の後追いはなし。逆に日本野球機構(NPB)に「事実無根」と抗議されたという。
2009年に侍ジャパンを優勝に導いた原氏
2009年に侍ジャパンを優勝に導いた原氏
今年3月開催のWBCは栗山英樹氏(62)がエンゼルスの大谷翔平(29)ら、バリバリの侍メジャーリーガーを代表に招集し、世界一奪回に成功。次期監督には当然、連覇の期待と重圧がかかる。それが交渉難航の一因となっているようだ。
かつては小久保裕紀氏(51・現ソフトバンク2軍監督)など、指導者経験のないプロ野球OBを抜擢したこともありましたが、結果は思わしくなかったとか。侍ジャパンの運営には読売新聞が深くかかわっているので、グループ会社である読売巨人軍の人脈から候補が挙がるのではないかと見られています(スポーツ紙野球デスク)
思えば、初代監督の王貞治氏(83)も、東スポが候補に挙げた工藤公康氏も巨人との関わりは深い。前出のスポーツ紙デスクが続ける。
U-12日本代表の監督を務めている井端弘和氏(48)も候補に入ってくるでしょう。中日、巨人で堅実な内野手として活躍。引退後は侍ジャパンでコーチを務め、一昨年の東京五輪で金メダル獲得に大きく貢献しています。
一昨年オフに立浪和義氏(53)が中日監督に就任した際、水面下でコーチ就任を打診されるも断ったんだとか。誰かの下につくのではなく、『自分でチームをマネジメントしてみたい』という気持ちが強いのではないか
他にも高橋由伸氏(48)、古田敦也氏(57)が候補に挙がっているが……。
高橋氏は巨人で一回、監督をやっていますが結果は芳しくなく、もう失敗はできない。古田氏はテレビ出演などタレント活動が順調で、1億円はくだらないと言われる収入を捨てることは考えにくい。リスクを取ってまで代表監督を受諾しないと思われます」(同前)
設定された期限まであと1ヵ月、NPBサイドはついに“あの男”に接触を始めたという。
WBC第2回大会優勝監督の原辰徳氏です。原監督は常々侍ジャパンのことを気にかけており、将来的にもう一度、侍ジャパンの監督をやりたいという想いを持っているんだとか。6月以降、NPB関係者が極秘で関東近郊の球場を訪れて、原監督に接触しているといわれます。いよいよ交渉が暗礁に乗り上げた際は、再登板もあり得るかもしれません」(球界関係者)
現在、原氏が指揮している巨人は助っ人外国人選手の不調もあって、勝率5割を行ったり来たり。優勝争いから脱落しつつある。
V逸となれば、今シーズン限りでの退任の可能性もあります。そうすれば侍ジャパンの監督就任には支障がなくなる。大谷ら大物メジャーリーガー召集も、原さんを慕っている栗山前監督がアドバイザーの形でサポートすれば、うまくいくでしょう」(同前)
連覇を託される新指揮官は、はたして――。

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