唾はき、生ゴミテロ、風呂プレー 何が嬉しい、バカ動画投稿
中華鍋でタバコ着火

「去年までアルバイトをしていたハンバーガー店では、気に入らない客の商品に唾をはきかけていました。厨房は僕一人でワンオペ状態。あまりにも忙しいので、手間のかかる料理を注文する客には腹が立つんですよ。唾をかけるとストレス発散になるし、動画に撮って仲間に見せると『オマエやるなぁ』って称賛されるから止められませんでした」(都内の大学生)
飲食店やコンビニなどのアルバイト店員が悪質なバカ動画をSNSに投稿し、炎上するケースが相次いでいる。
「数年前にもツイッターを中心にイタズラ写真の投稿が多発しましたが、最近はインスタグラムの『ストーリー』やTikTokでの動画が主流。ビッグエコーのバイトが唐揚げを床に擦り付けた、生ゴミテロのような衝撃的動画が拡散されやすい。動画を面白オカシク表現する文字背景機能も、悪ノリを助長しています」(ITジャーナリストの井上トシユキ氏)
なぜバカ動画は投稿されてしまうのか。精神科医の片田珠美氏が話す。
「やってはいけないと言われたことほど、その禁を破ることが快楽に繋がる。彼らが悪質動画を投稿する背景には、『自分たちはこんなヤンチャなこともできるんだぜ』と周りにアピールしたい気持ちがあります。他に自慢できるものがない人ほど、こうした行動に走りやすい」
バカ動画被害を受けた「くら寿司」の運営会社は、動画を投稿した元アルバイト店員二人に対し、刑事・民事での法的措置を取ることを明らかにした。軽率な行いが人生を破滅させるのだ。
商品をなめる店員

アメリカ
厨房の流し台で入浴中

コロンビア
給食用の釜で体を洗浄

顔面値札男

股間に押しあてられるおたま

唐揚げを床でスリスリ

写真:YouTubeより