再逮捕で執行猶予が微妙な市川猿之助 香川照之の証人出廷で〝顔芸〟は炸裂するか | FRIDAYデジタル

再逮捕で執行猶予が微妙な市川猿之助 香川照之の証人出廷で〝顔芸〟は炸裂するか

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香川は法廷で“恩返し”できるのだろうか
香川は法廷で“恩返し”できるのだろうか

7月26日、松竹が5月に死去した歌舞伎俳優の市川段四郎(本名・喜熨斗弘之)さんと妻・喜熨斗延子さんの葬儀を5月下旬に家族葬で行ったことを明らかにした。四十九日法要と納骨が終わったため、公表したという。

段四郎さん夫妻は5月18日、東京都内の自宅で倒れているのが発見され、これまで1人息子で歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告が夫妻への自殺ほう助の容疑で逮捕されている。

「実質的に猿之助被告が率いていた澤瀉屋一門内では、まだまだ混乱が生じている。弟子や共演者へのセクハラ・パワハラ報道が出た猿之助被告だが、門弟たちからの信頼は絶大。今後、市川中車(香川照之、57)と團子(19)親子が一門を引っ張ることになるが、45歳で歌舞伎界に身を投じた香川は門弟たちからの信頼は薄い。このままだと、猿之助被告が舞台復帰する可能性はゼロに近いので、若い門弟の中には、歌舞伎役者を廃業して転職を考えている役者も少なからずいるようだ」(演劇担当記者) 

28日に両親への自殺ほう助の罪で起訴された猿之助。今後は公判を迎えることになるが、執行猶予になるか実刑になるかはなかなか微妙なラインだという。

「警察としては、寝たきりだった父親の事件については殺人での立件を狙っていた。だが猿之助被告の証言だけでは、起訴しても公判維持が難しそうなので断念して自殺ほう助での逮捕となったようだ。2つの事件は同じ場所で同じ日時に起こっているので、併合されて審理が行われる事になるだろう。 

自殺ほう助の法定刑は6ヵ月以上7年以下の懲役又は禁錮。1つの罪ならば執行猶予が付く可能性が高かったが2つの罪なので実刑判決が下される可能性も少なからずある。となると、量刑を左右することになるのは、出廷した情状証人がどう裁判官の心を動かすかにかかっているのでは」(全国紙の司法担当記者) 

猿之助被告といえば、自身のマネジャー的な役割をこなしていた、かつて大物女性芸能人とも交際していたという40代半ばの俳優が〝恋人〟同然の関係であることが報じられていた。事件があった期間に行われていた猿之助被告が座長の歌舞伎の公演にも、その俳優の父親が出演していた。とはいえ、情状証人としての出廷となれば、法廷で傍聴する記者、メディア関係者らに顔をさらさなければならない。

「情状証人として法廷に立つのに最もふさわしいのは、同じ一門で猿之助被告のいとこである中車しかいないだろう。歌舞伎入りにあたって、團子ともども猿之助容疑者に世話になっているので、これ以上ない恩返しの機会が到来した」(芸能記者) 

香川は、昨年8月に『週刊新潮』(新潮社)で3年前の銀座のクラブホステスに対する性加害を報じられ、出演していたテレビ番組やCMを降板。いまだにそのダメージを引きずり、中車として歌舞伎俳優の仕事に専念するしかない状況だ。’13年と’20年に放送され一躍香川が名前を売った、TBS系のドラマ『半沢直樹』。同作品で主演した堺雅人(49)ら豪華キャストが集結したTBS系のドラマ『VIVANT』からも、当たり前のようにお声がかからなかった。

「猿之助被告の情状証人として出廷した場合、香川にとっての汚名返上の場にもなりそう。その言動は公判を取材した各メディアが大々的に報じる。猿之助被告がいかに一門を盛り立てたか、門弟に慕われていたか、いとこの自分との接し方などに触れるはず。香川といえば、『半沢直樹』での〝顔芸〟が話題になったが、法廷で感情がたかぶってしまった場合、無意識に〝顔芸〟をしているような表情になってしまうかもしれない」(同) 

香川は、猿之助被告の歌舞伎俳優としての将来を左右する役割を務めることになりそうだ。

  • PHOTO原一平

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