「逃げ切れる」「めちゃ量刑重い」ひろゆきVSホリエモン ビッグモーター〝未来予想〟で因縁の場外戦
〝保険金水増し〟問題だけでなく、街路樹に除草剤をまいた疑惑やパワハラLINEなど、次から次へと耳を疑うような内容が連日報道されている中古車大手『ビッグモーター』。
創業家の兼重宏行前社長と長男の宏一前副社長は辞任したが、ビッグモーターの全株式は親会社のビッグアセットが保有。いまだにこの親子が、ビッグモーターの全てを掌握していると言ってもいい状況だ。
兼重前社長は会見で、
「天地神明に誓って知らなかった」
「ここまでひどいのか。小学生でもわかること」
などと話し、すべては部下が勝手にやったことだと平然と答えた。
ここで気になるのはビッグモーターの今後だ。
国民感情からすればこの経営者らに厳罰が下ってほしいと感じる人も多いと思うが、〝ひろゆき〟こと西村博之氏は7月28日のユーチューブ配信で
「逃げ切れる」
と予想した。
「ブラック企業だけど〝法律に触れてないし〟多分、あの会社の創業者の人は逃げ切れるんですよ。結局、上場企業でもないので今まで儲かってたものを損害賠償で支払えという判決をどこぞからもらうということもないので多分、勝ち逃げなんですよね」
「今までのようにボロ儲けはできないけど、今まで儲けた分というのは何の問題もなく資産として保全されるので。やったモン勝ちというのが日本の状況」
と見解を示した。
「街路樹への除草剤も多分数十万円という損害賠償になるので除草剤を撒いた方が得」
と独自の目線で話した。
一方で25日、自身のユーチューブで、全く逆の見解を話したのが、ひろゆき氏の〝宿敵〟であるホリエモンこと堀江貴文氏だ。
「100人以上がやってる不正を幹部が見抜けないなんて話はあり得るはずがない。僕がライブドア事件で捕まった時と同様。『部下が勝手にやったことだ』とか、わからないとか言っても、検察はそういうの聞いてくれない」
「詐欺事件だとしたら、超巨額の詐欺になっちゃうので、めちゃくちゃ量刑重いと思います」
と自身の経験を元に解説。さらに27日も第2弾として
「保険会社と組んで、水増ししてたんじゃないかというような疑惑もございますので〝金融庁激おこぷんぷん丸案件〟。銀行にも当然圧力がかかって〝ビッグモーターに貸したろう。お前とんでもないことになるぞ〟というようなことが言われてるんじゃないかなっていうふうに思います」
「ここまで大騒ぎになってくると捜査当局も動かざるを得なくなる」
と予想した。
「ひろゆきさんは大前提として〝法に触れていない〟という見解のようです。車体に傷をつけたり、タイヤをパンクさせたりして保険金を吊り上げていたということを、〝現場の社員が勝手にやったこと〟で、経営者らは知らなかったというのが本当に通るのかが焦点でしょう。しかしお咎めなしでは検察や金融庁のメンツは丸つぶれといえるでしょうね……」(ワイドショー関係者)
今後、民事、刑事で責任を問われる可能性があるビッグモーター。果たして〝ひろゆきVSホリエモン〟どちらの予想が当たるのだろうか。因縁の場外戦にも注目だ――。
PHOTO:アフロ