山田杏奈 新宿・歌舞伎町の早朝ロケで見せた「真剣なまなざし」
|芸能
女優デビュー10周年を迎えた若手実力派
「一発勝負で!」
監督の掛け声に、現場の緊張感が高まる。この日、女優の山田杏奈(22)は早朝から新宿・歌舞伎町の交差点で新作映画の撮影に臨んでいた。
「現場には200人ほどのエキストラとスタッフがいました。ちょうど朝の通勤の時間帯だったので、周囲はかなり混雑していました。監督からは『雨が降りそうだから一発勝負で』と声が掛かっていましたが、結局、撮影は何テイクも続いたようです」(制作会社関係者)
山田は’13年にドラマ『刑事のまなざし』(TBS系)で子役として女優デビューした。高校3年生の時に女優を一生の仕事にすると覚悟を決めて進学校から通信制高校に転校すると、翌年には話題作となった映画『小さな恋のうた』のヒロインを務めるなど活躍。
’21年に放送されたドラマ『書けないッ!?』(テレビ朝日系)では自身初のコメディにも挑戦し、幅広い演技で実力を見せつけた。
「山田は以前、インタビューで、『演技のストックを増やすために、今は時間が許す限りどんな役でもやりたい。主演で使ってもらえることは嬉しいけど、そこへのこだわりはありません』と語っています。仕事にはどこまでもストイックで真面目な女優だから、同世代の中でもヒロインや主演のオファーが途切れないんです」(テレビ局関係者)
今年で女優デビュー10周年。撮影現場で見せた真剣なまなざしで、勝負の年を駆け抜けてほしい。
『FRIDAY』2023年8月11日号より
- PHOTO:足立百合、近藤裕介