輪郭が歪んだ奇妙なイラストを描き…情緒不安定疑惑のプーチン「世界を核の炎に包む」戦慄のシナリオ | FRIDAYデジタル

輪郭が歪んだ奇妙なイラストを描き…情緒不安定疑惑のプーチン「世界を核の炎に包む」戦慄のシナリオ

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6月の技術展示会で輪郭の歪んだ奇妙なイラストを描くプーチン大統領(PHOTO:ロイター/アフロ)
6月の技術展示会で輪郭の歪んだ奇妙なイラストを描くプーチン大統領(PHOTO:ロイター/アフロ)

ロシアが再び核の使用を示唆している。

7月30日に、前大統領のメドベージェフ氏がウクライナの反攻について言及。SNS「テレグラム」に次のような投稿をしたのだ。

〈ロシアの領土の一部が奪われたらどうなるか。大統領令にのっとり核兵器を使用せざるをえないだろう。それ以外に解決策はない。世界が核の炎に包まれないよう敵は我々に祈るべきだ〉

メドベージェフ氏の投稿は決して現実味のない警告ではない。「核のボタン」を押す専権を持つプーチン大統領が、極度に情緒不安定な状態にあるという疑惑があるのだ――。

「異様に大きな耳」の恐ろしい意味

疑惑の発端となったのは、今年6月29日にモスクワで行われた技術展示会だ。参加した企業の役員からサインを求められると、プーチン大統領はタッチスクリーンに奇妙なイラストを描いた(掲載した写真参照)。ロシア情勢に詳しい、筑波大学名誉教授の中村逸郎氏が語る。

「人間の顔のような絵を描いたのですが、輪郭が波のように歪んでいたんです。ロシアの心理学者の間では、この奇妙なイラストが物議を醸しました。自分は何をしようとしているのか、自分は何者(アイデンティティ)なのかわからなくなっているのではないかと……。耳が異様に大きいのも気になります。周囲から正確な情報を聞かされず、『知りたい』という欲求の表れだともとれるのです

プーチン大統領の精神状態を不安視する根拠は、自身で描いたイラストだけではない。7月19日に行われた西部ニジニノブゴロド市の副市長との会合では、虚ろな表情で不自然なやりとりを連発したのだ。ブロガーがSNSに投稿した動画などには、次のような会談の様子が映しだされている。

副市長〈国の未来が決まろうとしています〉

プーチン大統領〈素晴らしい、素晴らしい……〉

その後もかみ合わない会話が続く。

プーチン大統領〈あなたのお子さんの年齢はいくつですか?〉

副市長〈上は23歳、一番下は9歳です〉

プーチン大統領〈あなたの子供は3歳……〉

前出の中村氏が続ける。

「混迷するウクライナ情勢や『プリゴジン氏の乱』など苦境が続き、プーチン大統領の情緒がどんどん不安定になっているのは間違いないでしょう。ウクライナ侵攻直前に、プーチン大統領と会ったフランスのマクロン大統領の言葉が思い返されます。マクロン大統領はこうコメントしたんです。『プーチン大統領の人柄は変わってしまった。頑固になり、異様に過去にとらわれるようになった』と。

プーチン大統領は、もう正常な判断ができないのかもしれません。彼に『核のボタン』を押す専権を与えているのは非常に危険でしょう。ウクライナでの苦戦が続けば暴走し、核攻撃に踏み切る可能性は十分考えられます。人類の危機といえるんです」

世界が核の炎に包まれるーー。そんな悲劇が現実のものとなりつつある。

  • PHOTOロイター/アフロ

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