<figure id="attachment_325998" aria-describedby="caption-attachment-325998" style="width: 2880px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ff5ea681"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/08/e8a00aebda50d55f6dc700839db76e57.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-325998" class="wp-caption-text">インタビューに応じた松永有紗</figcaption></figure>
「もっとお芝居をしたい。いろいろな作品に出て、様々な役を演じてみたい。そう思ったのが今回の移籍を決めた一番のキッカケでした」
自身の転機について力強く語るのは、女優の松永有紗（25）だ。
&#8217;13年にアイドルグループ『リンクSTAR&#8217;s』のメンバーとして芸能界デビュー。以降、アイドル活動やバラエティ番組で活躍するかたわら、俳優としても舞台や、映画『暗殺教室』『人狼ゲーム マッドランド』に出演するなど実績と経験を積み重ねてきた。そして今年6月2日に、声優の山寺宏一や俳優の佳久創らを擁する芸能事務所『アクロスエンタテインメント』への所属を発表。さらなる注目を集めている。
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「時間は有限だし、この年齢だからこそできることがあると思い、前の事務所の方と何度もお話をして最後には背中を押していただきました。
だけど辞めたときは、先のことは何も決めていなかったんです。ただ、いまの事務所へ移籍するまでに空白期間があったことで、自分自身にじっくりと向き合うことができたり、あらためてこのお仕事が本当に好きなんだなと思えました。周りに支えてくださっている方がたくさんいることも感じることができて、結果的にとても前向きな時間を過ごすことができたんです」
<figure id="attachment_325999" aria-describedby="caption-attachment-325999" style="width: 2880px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c6613c82"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/08/62bff7ee07afd074c46b6bd7232798d8.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-325999" class="wp-caption-text">新天地での展望を熱っぽく語る</figcaption></figure>
大きく環境が変わったことで、心のフットワークがとても軽くなった。
「いま、マネージャーさんとお仕事の話をしたり、撮影現場に行ったりすることひとつひとつがすごく楽しくて。自分自身が生き生きとしているのを感じます。『これからどうなっていくんだろう』という新たな挑戦へのポジティブな気持ちや、『やってやるぞ』っていう意気込みもあって。ひと言でいうとすごくワクワクしています」
<h2 class="p1">アイドル時代に感じた「ファンのパワー」</h2>
中学2年生のときにスカウトされ、アイドルグループの一員として芸能界の門を叩いた。当時は写真を撮られることすら苦手で、アイドル活動自体もどんなことをするのかよくわかっていなかったという。
「自分がアイドルになったり、ステージに立ってライブをするというのは、想像もしていない未知の世界でした。緊張してばかりの毎日でしたがファンのみなさまのパワーを直接感じられるのが嬉しかったですし、“みんなでその空間をつくり上げていく”という感覚や、その時間が大好きですごく楽しかったです」
アイドル活動のさなかで足を踏み入れた演技の仕事が彼女を大きく変えていく。
「5年くらいアイドル活動を続けていくなかで、モデルや女優業など、他のお仕事も幅広く活動させていただきました。どれもすごく楽しかったのですが、そのなかでも『いったい何がなんだかわからない』というほど、難しくて悔しい思いをしたのがお芝居だったんです。だからこそ楽しくて、もっとお芝居を知りたいと思いました」
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<div data-friday-nextpage-lead="弱いところは見せたくない。だけど……"></div>
<h2 class="p1">ポジティブそうに見えて実は……。</h2>
「周りからはよく『前向きだよね』とか『悩みなさそうだね』と言われることが多かったです。でも本当はいろいろ考えすぎるくらい考えてしまうほうなんです。お仕事などでうまくいかないことがあると、そこまで気にしなくていい事でも勝手に一人で反省をしたり、それでまた考えすぎちゃったり……。でもそんな自分を表に出すのは違うなって思っていました。『弱いところを見せたくない』から笑顔でいることで自分のバランスを保っていた気がします。
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でもいま、女優として役や作品に向き合ったり、マネージャーさんとお話していく中で、そんな弱い部分も受け入れられるようになってきました。『完璧じゃなくていいんだ』『それも自分なんだ』って思ったら、ふっとなにかが抜けて軽くなった感じがして。役を演じるときにもいい影響があると感じていますし、自分自身も大切にできるようになった気がします」
<figure id="attachment_326000" aria-describedby="caption-attachment-326000" style="width: 5184px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="7705488a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/08/9f344ae958a2c80761337f5f8dfe2b05.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-326000" class="wp-caption-text">ドラマ、舞台、広告と着々と実績を積み重ねていく</figcaption></figure>
今後の展望をたずねても、女優業の話一色である。
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「作品をつくるのに本当に沢山の方の力がひとつになっているのを、現場に参加させていただくたびに実感します。そんな環境で役をいただき作品に参加できることがとても嬉しくって。
役として嘘がないように、自然と言葉を吐けたり、作品のなかでその役としてしっかりと生きられるように、そのときもっている全てを注いで向き合っていきたいなって思うんです。私自身、作品を観て『明日も頑張ろう』と力をもらえることがあるので、私もそんな素敵な作品の一部になって、観てくださった方の心にしっかりと力を届けられる女優になりたいです」
【PROFILE】 
松永有紗（まつなが・ありさ） 
1998年8月8日生まれ、東京都出身の女優。 
特技はバトントワリングとアクションで、趣味はフィルムカメラや自然にふれること。 
最新出演作は配信中のドラマ『憑きそい』（FOD、CX）や、9月22日公開の映画『女囚霊』など。 
秋公開予定のスペシャルドラマや来春全国公開予定の映画出演も決定している。
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最新情報はインスタグラム（<a href="https://www.instagram.com/arisa_matunaga/">@arisa_matunaga</a>）まで。
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アイドルから女優へ転身した松永有紗が、自分自身を大切にできるようになったキッカケとこれからの目標について語った。

アイドルデビュー後に女優へ転身…事務所移籍も話題の松永有紗が演技の仕事にこだわる理由

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