原田龍二を遊びに誘う座敷わらしを捉えた! 〔動画あり〕

訪ねる先々で不思議体験をするミステリー体質の原田龍二。山形で出会った座敷わらしは強いパワーを持っていた! ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.004

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東北地方に多く言い伝えのある座敷わらし。座敷や蔵などに住みつき、その姿を見ると幸運や金運、また勝負運などをもたらすと言われる。そんな座敷わらしとの交流を求め全国を旅する、俳優でありミステリーハンターの原田龍二がついに『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジテレビ系)の番組ロケで座敷わらしが遊ぶ様子を目撃! その様子を動画に収めた!!

◆「こんにちは」と声をかけると突然飾っている着物が一つだけ動き出した!

山形県東根市にある、郷土料理屋で出会った座敷わらしについてお話をしましょう。この料理屋さんに座敷わらしが住んでいるらしい、という情報をくれたのは山形にあるテレビ局の広報の方でした。地元の情報なので、間違いはないと思っていましたが、料理屋なので、朝の10時から夕方までという、いつもの旅館などとは違う時間帯に収録を行う必要があり、座敷わらしに出会うことができるか正直不安でした。座敷わらしは、過去の経験から夜、もしくは深夜の人が寝静まった頃に出てきてくれることが多かったので……。

しかし、座敷わらしがいるという部屋の入り口で女将さんが「こんにちは」と声をかけると、突然、壁に掛けてあった着物が揺れ始め、それが止まらなくなったのです。女将さんはその様子に動じることもなく「原田さんに来てもらって喜んでいるんだね」とお話をしていました。どうやらこの着物が揺れる現象はよく起きるらしく、座敷わらしに会いに来るお客さんの目撃情報が多数あるそうです。

古民家ということもあり、すきま風などで着物が揺れたとも考えられますが、いくつか掛かっている着物のうちのひとつだけが、明らかに大きく揺れているのを見ると、誰かが着物の裾を引っ張って揺らしている、としか思えませんでした。

ほかの座敷わらしの部屋と違い、ここには多くの日本人形やおひな様が飾られている
鴨居の上の長押に掛けられた着物、入り口で挨拶をすると、突然この着物のうちのひとつだけが揺れ始めた……

◆部屋には入りきれないほどの座敷わらしが存在し、彼らが遊んでいるかのように物音が響き渡る

これまでいくつもの座敷わらしが住む部屋を訪ねましたが、今回はそのいずれの部屋とも違う現象がありました。それは物音の多さ。これまで訪ねた部屋でも突然、物音がすることはありました。でも、今回の部屋はミシミシと人の歩く音や、コトンと物をならす音が何度も聞こえて、とにかくにぎやかなんです。女将さんが部屋を紹介してくださる際に「この部屋入りきれないほどの座敷わらしがいる」と驚きの発言をしていたのですが、まさにその通りでしたね。まるでたくさんの座敷わらしが部屋の中で遊んでいるかのような物音のすごさでした。

物音と言えば、今回、初めて座敷わらしと会話ができました。僕はいつも部屋に入る際に座敷わらしに挨拶をするんです。座敷わらしだって突然知らない人が部屋に入ってきたら驚きますもんね。今回も「座敷わらしさん、こんにちは」といつものように声をかけました。すると、突然「コン、コン」と物音がしたんです!

偶然かと少し疑いつつも、再度「ここにいる座敷わらしさんは男の子?」と続けて聞いてみました。ところが何も音はしなくて……。でも、その次に「女の子かな?」と聞くとまた「コン、コン」と2回、まるで返事をするように物音がしっかりと聞こえてきたんです!

庭にも不思議な現象が! まつられている松の木の幹には、空へと登る姿のように幹の一部分が競り上がっている。

◆座敷わらしが部屋で遊んでいる様子を公開!!

部屋の中では他にもたくさんの不思議な音が聞こえてきましたが、質問をした際に戻ってくる音は間違いなく意思を持って音を立てているように聞こえました。

そこで今度は、この部屋にいる座敷わらしは「“好きだ”と思った人にはついて行く」と女将さんが話していたのを思い出して、「座敷わらしさん、僕と一緒に帰ってくれませんか? 僕についてきませんか?」と質問をしてみました。そうすると、また、大きな音で「コン、コン」と聞こえてきたんです!

この部屋の座敷わらしさんは歌も好きだと聞いていたので、部屋で彼らに向かって歌も唄ってみました。すると、部屋に入って来たときの様にまた着物がゆらゆらと、まるでリズムにあわせるかのようにゆっくりと揺れ始めたんです! 揺れは一向に収まらず、思い切って携帯で動画を撮影しました。

後で撮影した映像を確認すると、4つ並んでいる着物のうち、真ん中にある紫色の着物だけが明らかに左右に揺れているのが分かりました。また、空中を二つのオーブがぴゅんぴゅんと飛び交っている様子も撮影できたんです。このオーブは、もしかしたら座敷わらしの魂かもしれません。まるで追いかけっこをして遊ぶ二人の座敷わらしのようでした。

(撮影:原田龍二)

 

◆座敷わらしと山伏 その存在に“万物に魂が宿る”という思いを知る

こちらの料理屋さんでは特別にご協力いただき2日間の撮影を行いましたが、2日目には部屋で昼寝をしている時に、電灯のひもがとつぜん揺れだしたり、机の下に小さな影が見えたりという現象が次々と起きました。こんなにも座敷わらしが自分自身をアピールしてくれたのは初めてで、きっと“強い力”を持った座敷わらしが住み着いているのでしょう。

そんな強いパワーを持つ彼らに幸運をお裾分けしてもらおうと、ここには数多くのお客さんが訪れているそうです。座敷わらし自身の強い力と、訪ねる人々の強い思い。そういった念が部屋には充満しているらしく、ちょうど2日目の撮影のときが、月に一度の山伏の祈祷の日だったらしく、その様子も拝見させていただきました。

日本には昔から万物に神が宿っているという「アミニズム」の概念があります。自然や暮らしと一体になり、そこで起きる自然現象を崇拝する昔から伝わる姿勢を、今回の座敷わらしと山伏に出会ったことで改めて感じることができたように思います。効率性を優先し、デジタル化が進む今、自分で体験して感じる、ということが少なくなっているからこそ、僕の不思議な体験を通して「アミニズム」というか、目に見えないけれども自然やその向こうにある大きな存在のような物を感じてもらえたら、僕がミステリー道を歩む意味もあるのかなと思います。

山岳信仰の対象となる山で修行を積んだ山伏が、ほら貝を吹き部屋を浄化する厳かな様子

  • 語り部原田龍二

    (はらだりゅうじ)1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍し、趣味の温泉巡りでは芸能界きっての通として認識されている。近著に不倫旅行をテーマにした写真集「密愛」(スペシャル版)、「情愛」「渇愛」「純愛」(ライト版)のほか、日本全国の温泉を紹介する本、「一湯入魂」がある。現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCを務めるほか、「世界の何だコレ!?ミステリー」(フジ系)では人気コーナーで番組を盛り上げている。

  • 取材・構成SUPER MIX

Photo Gallary5

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