羽生結弦「結婚相手を明かせない」背景に〝熱狂的ファン〟の存在…一部は怒涛のメルカリ出品で「決別」
〝氷上の王子様〟がついに離れていってしまった……といわんばかりの社会現象だ。
フィギュアスケートで’14年ソチ、’18年平昌五輪で2大会連続金メダルを獲得し、’22年7月にプロ転向した羽生結弦氏。そんな彼が電撃結婚を発表したとたん、〝羽生コレクター〟たちが一斉にメルカリなどに出品する事態になっているのだ。
《羽生結弦選手関連 新聞記事まとめ売り 主に2018年~2023年 299,999円》
《羽生結弦 133冊セット 983,400円》
長期間にわたりスポーツ紙を毎日チェックし、きれいにファイルなどに保存しておいた〝虎の子〟を手放す人や、写真集や書籍など関連冊子を100万円近くで出品する人が出現し、〝結婚でファンをやめたのか?〟などとネット上をざわつかせている。
羽生氏が結婚を発表した8月4日は、「大安」「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」「天赦日(てんしゃにち)」という吉日が重なり縁起が良いとされる日。さらに、同日午後11時11分という〝1〟のゾロ目というこだわりにこだわり抜いたタイミングで電撃発表した。
しかし肝心の〝お相手〟については芸能人なのかアスリートなのか、一般人なのかさえも不明で当然年齢や出会いのきっかけなども一切明かしていない。
「羽生さんのファンはジャニーズファンに匹敵するかそれ以上の熱狂ぶりで〝ユヅリスト〟と呼ばれています。お金もある程度持っている、年齢層が高めの女性が多いようで、グッズなども飛ぶように売れる。
プロ転向後にスケーター史上初の東京ドーム単独公演を開催したのですが、公式グッズが事前販売の時点で売り上げ数億円に到達したといいます。おそらく熱狂的であっただけに、その反動で〝失意のどん底〟に叩きつけられたのでしょう。羽生さんが相手の情報を一切出さないのも〝妻の身の安全を守るため〟と言われていますね……」(スポーツ紙記者)
フリマサイトで高額出品されているものを見ると、半年以上前から、999万円などの値段をつけムチャな販売をしている羽生グッズ出品者もいるが、一方で長年にわたりコツコツと集めてきた〝ユヅグッズ〟を結婚発表後に高額で放出している悲壮感ただよう出品者もいる。
高額出品について、SNSを見てみると
《価格設定が強気すぎて狂気を感じる》
《情熱を換金しようとする熱意がすごい》
《写真集に怨念がこもっていそう……》
などとドン引きしているコメントもあるが、実際にメルカリを見ると50万円などで複数のグッズが売れていることが確認できた。
「女性アイドルが電撃婚をしたり、熱愛スクープを激写されたりするとCDをバキバキに割って叩き捨てる男性ファンをSNSで見かけることはあるが、女性はそのあたりは〝しっかりしている〟ようで、青春に注いだ金を取り返そうとしている人が多いのかもしれません。
ファンは辞めたとしても今度は復讐めいた気持ちを持っている人も多く、〝相手の情報を調べて早く報じろ〟とマスコミに求める声もあるようです」(女性誌記者)
〝王子様は見知らぬお姫様の元に……〟。国民栄誉賞も受賞した完璧な国民的スターは、我々には想像できないような生きづらさを感じているかもしれない――。
- PHOTO:YUTAKA/アフロスポーツ