「今までと違う私を見せられる」…日テレジェニックトップアイドルが衝撃写真集を出した胸中

次世代アイドル発掘企画「日テレジェニック2014」の6名に選ばれ、トップアイドルの一人として活躍する前田美里(27)が、FRIDAY（8月18日号）にて、人生初のフルヌードを披露した。シーンの頂点に立つ彼女が、なぜヌードという表現に挑戦するに至ったのか。本人に直撃取材をした。

「当時、日テレジェニックはアイドルの登竜門として、駆け出しの女の子みんなの憧れの的でした。その分競争はとても激しくて、精神的には正直つらかった思い出しかありません（笑）」

彼女は、「アイドルの穴2014～日テレジェニックを探せ！」（日本テレビ系）という、視聴者の投票によって「日テレジェニック2014」を決定するオーディションバラエティ番組を勝ち抜き、ブレイクした。

「放送期間中、候補生たちは様々な課題にチャレンジし、『この子こそ、日テレジェニックにふさわしい』と思った候補生に視聴者さんは投票します。その獲得ポイントが最下位のメンバーが毎週脱落する、というシステムだったので、次に落ちるのは自分ではないかと、プレッシャーを感じ続けた3ヵ月間でした。

今だから言えますけど、徹夜も多かったです（笑）。土曜日の深夜にオンエアされるんですが、当時ライブチャットでも競っていたので放送直後からライブチャットをして、そのまま日曜日の番組イベントに参加。さらに月曜日の収録に臨む、という密なスケジュールでした」

そう振り返った彼女だが、努力して手にした「日テレジェニック2014」は、頑張った甲斐があったと顔を綻ばせる。

「受賞した嬉しさを一番感じたのは、『ヤングマガジン』のグラビアに出演した時ですね。『私、雑誌のグラビアに出られるんだ！』って舞いあがっちゃいました。ずっと憧れだったので（笑）。肩書きがあることの強さを本当に感じましたね……。3ヵ月間地上波に出続けていたのでグラビア以外のお仕事もたくさん来て、忙しくも充実した日々でした！」

それから9年。初のフルヌードに挑戦した。どのような心境の変化があったのか。

「今年27歳になったんですが、個人的には最近、昔のような充実した仕事ができていないと感じていて。芸歴も10年以上になって、年齢を重ねるにつれて焦りも少しずつあり……。一つ、名前を知っていただく機会になるかなと思って、オファーを頂いた時に『ぜひお願いします』とお返事をしました。やっぱり、もう一度上に行きたいという思いがベースにはありますね。

ヌードに関しては、私自身カメラが趣味で被写体になることもとても好きなので、『綺麗に撮っていただけるなら』と積極的に挑戦しました」

9月には初のフルヌード写真集『記憶の雫』（講談社）が発売予定。最後に、どんな読者に写真集を届けたいか聞くと、弾んだ声で彼女らしい答えが返ってきた。

「昔から応援してくださっているファンの方にも、写真集をきっかけに私を知ってもらった方にも全員にぜひ手に取ってもらいたいです！　ファンの方には、今まで見たことがない前田美里を見せられる一冊に、はじめましての方には、『こんな子がいたんだ！』と前田美里を発見してもらえる一冊になっていると思います。ぜひぜひご覧ください！　応援よろしくお願いします！」