初の2大会連続メダルも…韓国・20歳競泳代表選手「80代をひき逃げで警察捜査」犯行後の驚愕行動 | FRIDAYデジタル

初の2大会連続メダルも…韓国・20歳競泳代表選手「80代をひき逃げで警察捜査」犯行後の驚愕行動

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7月から福岡で行われた世界水泳で銅メダルを獲得したファン(PHOTO:時事通信社)
7月から福岡で行われた世界水泳で銅メダルを獲得したファン(PHOTO:時事通信社)

ガン!

日が落ちた韓国西部・鎮川(チンチョン)の街に、大きな衝突音が響く。走行中の乗用車と高齢の歩行者がぶつかったのだ。車のドアミラーが破壊されるほど、衝撃の強いアクシデントだった。

「事故が起きたのは8月13日の夜7時半過ぎです。車を運転していたのが『時の人』だったため、翌日には大きなニュースとなりました。運転手は競泳の韓国代表ファン・ソヌ(黄宣優。20)。7月30日に閉幕した『世界水泳選手権2023福岡大会』の男子自由形200mで、1分44秒42の韓国新記録で銅メダルをとり一躍注目されています。

ファンは昨年6月からハンガリーのブダペストで行われた世界水泳でも、1分44秒47の韓国記録(当時)で銀メダルを獲得している。韓国の競泳選手が、世界選手権で2大会連続メダルを獲得するのは史上初の快挙です」(スポーツ紙担当記者)

「私が事故を起こしたようだ」

スポーツで韓国の名を高めたファンのトラブルが、大々的に報じられるのは当然だろう。事故当時、ファンは鎮川にある代表選手用のトレーニング施設へ行こうとしていたという。

「ファンが車でひいたのは80代の歩行者です。批判を浴びたのが犯行後のファンの行動でした。『中央日報』などのメディアによると、ファンは被害者へなんの対応もせず現場から離れています。ドアミラーが壊れるほどの衝撃で、本人が気づかないはずはありません。

さすがに『まずい』と思ったのでしょう。事故から約30分後、ファンは現場へ戻りました。現場には歩行者からの通報を受けた警察官がいて、ファンは『私が事故を起こしたようだ』と話したそうです。幸い歩行者の命に別状はありませんでした」(韓国紙記者)

ファンに飲酒や薬物の反応はみられなかったという。

「警察はファンの身柄を拘束するかも含めて事故の詳しい経緯を捜査中だとか(8月21日現在)。自首したとはいえ、ファンがひき逃げをしたのは事実です。たとえ被害者との間で示談が成立したとしても、韓国の水泳連盟からなんらかのペナルティは科せられるでしょう」(同前)

韓国のネット上では、ファンの対応に様々な意見が投稿されている。

〈完全にひき逃げ。トラブルが大きくなるのを恐れて戻ったのでしょう。人間性が問われる〉

〈勇気を出して現場に戻ったのは良かった。水泳ファンのためにも大いに反省して、さらに立派な選手に成長してもらいたい〉

常々「東洋の選手でも(身体の大きい)西洋の選手に勝てるということを示したい」と前向きなコメントを残しているファン。選手としてより偉大な功績を残せるかは、今後の事故対応と本人の意識にかかっているのだろう。

  • PHOTO時事通信社

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