「エッフェル姉さん」松川るい氏〝自民党女性局局長〟辞任も…地元議員のダメ出しに「開き直り&号泣」 | FRIDAYデジタル

「エッフェル姉さん」松川るい氏〝自民党女性局局長〟辞任も…地元議員のダメ出しに「開き直り&号泣」

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今や「エッフェル姉さん」として知名度抜群の松川るい参議院議員。自民党の女性局局長を辞任したが……
今や「エッフェル姉さん」として知名度抜群の松川るい参議院議員。自民党の女性局局長を辞任したが……

〝エッフェル姉さん〟こと自民党の松川るい参院議員(52)が、自民党女性局長の役職を辞任した。

8月21日、党本部に辞表を提出し22日に受理された。自民党の茂木敏充幹事長は

「今回の件は国民、党員の信頼を損なうもの。批判を真摯に受け止め、信頼回復に努める」

と語った。

松川氏は7月下旬に、今井絵理子参院議員ら女性局メンバー38人とフランス・パリへ出発。表向きは「研修」だったが、エッフェル塔の前でポーズを決めるなど大はしゃぎ。実務はわずか6時間足らずで、滞在最終日には自由時間もふんだんに盛り込まれたスケジュールに各方面から「観光だ!」と批判の声が上がっていた。

騒動後、松川氏は8月2日に記者団の取材に答え

「SNS上の発信については不適切なものがあったと思っていますし、多くの誤解を与えたことについて反省しています」

と謝罪したものの、フランス研修については

「有意義な意見交換ができたと思っています」

と強弁していた。

「そう言うのであれば、早く視察報告書と政策提言を出せばいいのに、いまだに出してこない。これは今井参院議員にも言えることだ。こんな調子では『観光』と揶揄されても仕方がない」(永田町関係者)

今回の松川氏の女性局長「辞任」も潔さは微塵も感じられない。辞表を提出したのは21日。翌22日には自民党本部で役員連絡会が開かれる予定で、大阪刷新本部メンバーにも呼び出しがかかっていたという。

「メディアは久々に松川氏がカメラの前に現れると考え、準備していた。しかし、前日に辞任を申し出たため、役員会は欠席。

マスコミから逃れるために、女性局長を辞めたのだと思いますよ。このまま説明責任を果たさず、時が過ぎるのを待つつもりなのでしょう」(テレビ局関係者)

松川氏には地元大阪からの三くだり半が突きつけられている。

7日、大阪の自民党・枚方市支部が、定例役員会の決議に基づき、茂木幹事長に松川氏の参院選挙区支部長の更迭を申し入れた。文書には

《フランス投稿には呆れるところです》

《大阪府連の執行部のこの様な軽率な行為の積み重ねが、今日の大阪府連の結果となっていると推測します》

と厳しい文言が書かれている。

結局、更迭はされず、緊急の会合も直前でキャンセルとなったが、政界関係者は

「当初かばってきた茂木幹事長が変心しつつある。松川氏の女性局長の辞任も茂木氏が引導を渡したという情報がある。大阪の〝要職〟も外れることになるのではないか」

と指摘する。

大阪府の自民党は〝維新旋風〟により、4月の統一地方選で大敗を喫した。府知事と大阪市長のダブル選では独自候補を立てられず、維新に対抗する政治団体が擁立する候補を自主支援した。次期衆院選に向けて、府内8小選挙区の新たな支部長が公募で選ばれた経緯がある。

「松川氏は茂木氏の影響力のもと、次期衆院選で鞍替えを画策していた。それも今回の不祥事でご破算でしょう。

当の松川氏は『私はいじめられている』と周囲にこぼしたり、大阪の某議員からの〝ダメ出し〟電話に『私が皆さまに迷惑をかけるようなことしましたか?』と開き直ったかと思えば、最後は泣きながら『もう勘弁してください』と懇願するなど、情緒不安定になっているようです」(前出・永田町関係者)

マスコミから逃げ続ける松川氏だが、それで許されるほど甘くはない。ゆくゆくは今井議員とともに説明責任を果たさなければならないだろう……。

  • PHOTO共同通信社

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