「外国人選手が働かへん。全然やんか」阪神・岡田監督が募らせるフロントへの「不信感」 | FRIDAYデジタル

「外国人選手が働かへん。全然やんか」阪神・岡田監督が募らせるフロントへの「不信感」

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18年ぶりの「アレ」に向かってひた走る阪神。「今が一番強い」と岡田彰布監督(65)のチームへの信頼は絶大だが、球団フロントに対しては不信感を募らせているという。

トレード、補強期限が迫った7月19日、阪神は前米メジャーリーグ・ヤンキース3Aの新外国人投手、コルテン・ブルワー(30)を獲得。8月15日の広島戦で1軍デビューさせ、リリーフ投手としてブルペン待機させているが、「助っ人獲得を巡る球団の方針に監督は疑問を抱いている」と在版テレビ局関係者は言うのである。

「あかん阪神優勝してまう」状態なのに表情が暗いのは気のせいだろうか……
「あかん阪神優勝してまう」状態なのに表情が暗いのは気のせいだろうか……

岡田さんは打率2割5分前後と低迷するシェルドン・ノイジー(28)の代わりとなる大砲が欲しかったのに、ロクな候補選手をリストアップできずにリリーフ投手を獲得。『誰を連れて来とんねん!』と口をとんがらせていました。アレするための緊急補強について『全然考えてへんかったよ』とわざわざ報道陣に不要論を唱えたのは、フロントに対する嫌味でしょう

フロント不信にさらに拍車をかけたのは、ブルワー獲得からわずか6日後の7月25日に契約解除したブライアン・ケラー投手(29)の一件だという。

先発の柱として獲ったのに、キャンプではマイペース調整を主張してロクにブルペンに入らず、結局右ヒジの故障で使い物にならなかった。4月半ばからはファームの試合でも投げていません。

岡田監督は『スカウトが全然仕事せえへん。(海外視察にちゃんと行っていないから)マイルも貯まらんやろ!』『1回も投げてへんのに、ずっとリハビリばっかりしやがって』とボヤきが止まらなかった。ブルワーの獲得も、戦力補強というよりも、ケラーの失策を埋めるためと受け止めているようです。

ただ、当の岡田監督は『ケラーの代わりの助っ人投手が欲しかったわけちゃうからな。今年は外国人選手が働かへん、全然やんか。おーん』と言ってましたけどね。現場の要望もロクに聞かずにフロントが帳尻合わせで助っ人を獲ってきても、岡田監督としては積極的に起用しづらい(球団関係者)

別の球団幹部は「もともと岡田監督と球団フロントの関係は微妙やったのに、助っ人の失敗でさらにギクシャクしそう」と打ち明ける。

嶌村聡球団本部長と谷本修取締役球団オーナー代行はそもそも、岡田監督の就任に大反対しとったらしいからな。推していたのは平田勝男1軍ヘッドコーチ(64)。彼らが編成を仕切ってるわけやから信頼せえいうても難しいんやないかな。嶌村本部長は岡田監督と人間関係が微妙だった故・野村克也さんに心酔していた人物。楽天の監督就任時は球団を辞めて、わざわざ監督付き広報として仙台に馳せ参じとったからね。旧知の球団幹部の計らいで阪神に復帰したわけやけど。アレしたら岡田監督の権限は強うなるわけやから、オフにフロントの大刷新があるかもしれんな」

オフにゴタゴタするのが阪神のお家芸ではあるが、18年ぶりのアレが成された後ぐらいは仲良うしてほしいモンである。

  • 写真共同通信社

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