「ゴマキの弟」後藤祐樹が〝前科持ち〟でも市議選当選で体現した「悪名は無名に勝る」という現実 | FRIDAYデジタル

「ゴマキの弟」後藤祐樹が〝前科持ち〟でも市議選当選で体現した「悪名は無名に勝る」という現実

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当選後に記者会見をする後藤祐樹。2位タイでの当選という余裕の勝利だった……
当選後に記者会見をする後藤祐樹。2位タイでの当選という余裕の勝利だった……

元『モーニング娘。』後藤真希の弟でタレントの後藤祐樹が、千葉県八街市議選に無所属で立候補し初当選を果たした。しかも立候補24人中2位という余裕の勝利に、驚かされた人も多かったはずだ。

後藤はSNSの『X』(旧Twitter)で、ダルマを手に抱え妻と2ショットで喜びの報告をした。

《過去に色々ありましたが同率2位で本当に沢山の方にご支持していただきました‼️ 覚悟と責任を持って八街市を必ず変えます》

〝過去に色々ありましたが〟と自虐的に書いてあるが、まさに人生やり直しはきくということを、身をもって証明した。

現在はタトゥーの除去手術を受けるなど、更生したとはいえ後藤は札付きの悪だった。

「デビュー前の小学校6年生のときは、中学校の先輩と原付バイクを窃盗し無免許運転。デビュー後はマネージャーに暴行し、謹慎処分になったこともありました。

また、15歳のときキャバクラで飲酒していたことを週刊誌に報じられたことも。警察沙汰になり芸能界を追放されると、〝ヤンチャ〟という表現では済まないほど悪事に手を染めていましたね」(女性誌記者)

一般人となった後は、地元のゲームセンターなどで恐喝行為に及んだ。’07年7月(当時21歳)からは主犯格として、友人2人と共に建設工事現場へ侵入し、銅線を盗んで転売。

警備員を殴打した上で銅線を強奪していたことで、強盗傷害容疑で逮捕。懲役5年6ヵ月の実刑判決を受けた。

「〝悪名は無名に勝る〟と言いますが、まさに今回の当選はそれを体現した形ですね。顔も男前ですし、街宣などで一度会うと有権者はハートをつかまれたのでしょう。

強盗傷害を起こし服役していても、それは過去のこと。市議に選ばれたわけですから、有権者は非常に寛容だったということですね」(スポーツ紙記者)

後藤は今年7月に市議会議員選挙への出馬を表明した際にインスタグラムで

《若い力、行動力、実行力をもって八街市をより良い街へ変えたいです 僕にしかできない事が必ずありますし、市政の見える化をする事によって活動内容も知ってもらいたいです》

と意気込みをつづっていた。

当選後SNSなどでは

《それ相応の覚悟を持って、政治家として頑張ってほしいです》

と祝福の声も多いが、やはり

《これから勉強しますのタレント議員がまた1人増えただけ》
《〝銅線確実〟はさすがに草》

などと揶揄する声も上がっている。

過去について批判の声が上がることは想定内だろう。それらを封じるのは、これから後藤が政治家としてどれだけ市民のために働くのかということにかかっているだろう――。

  • PHOTO共同

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