「MVP獲得可能性は150%」と識者も太鼓判…大谷翔平 ″ケガの功名″で「打者6冠王」が現実に! | FRIDAYデジタル

「MVP獲得可能性は150%」と識者も太鼓判…大谷翔平 ″ケガの功名″で「打者6冠王」が現実に!

史上最高のシーズンはまだまだ終わらない 投手としては今季絶望でも、フィールドでの輝きはさらに増す――

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三塁打でもリーグトップに立っている大谷。投手としてのケガが、オフの契約に響かなければいいのだが……
三塁打でもリーグトップに立っている大谷。投手としてのケガが、オフの契約に響かなければいいのだが……

「エンゼルスの大谷翔平(29)が右ヒジ靭帯を損傷、今季はもう登板せず――」

8月24日(日本時間)に悲劇的なニュースが駆け巡ってから、はや1週間。ファンのタメ息とは裏腹に、打席に入る大谷の表情は晴れやかだ。

「ケガが判明したレッズ戦で、大谷は44号本塁打を放ち、26日に行われたメッツ戦では、先発の千賀滉大(30)から二塁打。翌27日には2本の長打と2盗塁を記録し、″トリプル3″が現実味を帯びてきました。投球はできずとも打棒は衰えを知らず、むしろ憑き物が落ちたかのような印象さえある。27日には球場の電光掲示板を破壊するほどの特大ファウルも打ちましたから、これからホームラン数もどんどん増えていくでしょう」(スポーツ紙デスク)

大谷とともにWBCを闘ったダルビッシュ有(37)がSNSのライブ配信で「2回目のトミー・ジョン手術をするなら、投手としては復帰までに長い時間が必要。ただ、打撃には問題ないと思う」と発言したように、打者・大谷はシーズン終了まで駆け抜けるだろう。それどころか、これからさらに調子を上げる可能性すらあるという。まさに″ケガの功名″と言うべきこの現象を、スポーツライターの友成那智氏が分析する。

「打者に専念することで登板時のための体力温存を考えずに済むため、盗塁など思い切りの必要なプレーがしやすくなる。その上、シーズン終盤には優勝を諦めたチームとの対戦が多くなる。例えばア・リーグ西地区最下位のアスレチックスとはあと6試合、大谷が得意とするタイガースとは3試合。こうしたチームは来季に向けたテストとして勝敗を度外視して若手を起用しますから、これまでのように大谷を敬遠するようなことはないし、相手投手のレベルも下がる。シーズン終了までに52~54本塁打まで伸ばすでしょう」

ホームラン王はほぼ確実と言われているが、それ以外の多くの部門でア・リーグナンバーワンになると友成氏は言う。

「打点ランキングは現在3位ですが、上位二人は優勝争いをしているチームの選手なので数字が伸びにくく、大谷はチャンスが増える。現在、大谷はOPS(出塁率+長打率)、WAR(一人でどれだけチームの勝利を増やしたかを表す指標)、得点数、出塁率でもトップに立っていますから、打撃部門で”6冠”を達成できるでしょう。MVPに輝く確率は100%を超して、もはや150%と言っても過言ではありません(笑)」

投打の二刀流がしばらく見られなくなるのは寂しいが、″メジャー最強打者″としての大谷の輝きを見届けたい。

『FRIDAY』2023年9月15・22日号より

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