<figure id="attachment_330063" aria-describedby="caption-attachment-330063" style="width: 763px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="54457a86"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/911f6570d0f6911401ec7a12db7d4904-1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-330063" class="wp-caption-text">現役時代はシンカーを武器に内角攻めで勝負した高津臣吾監督</figcaption></figure>
「情けないのう。２年連続優勝のチームやしのう」
９月３日の阪神対ヤクルト戦の試合終了後、阪神の岡田彰布監督（65）がヤクルトに対して怒りを露わにした。８回終了時点で７対１という阪神大量リードの展開で、ヤクルト・山本大貴投手が投じた２球目が近本光司外野手（28）の右脇腹に直撃したのだ。
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「接戦でランナーが埋まっている状態で当てられたのなら仕方がありませんが、完全に勝負が決まっている段階での死球ですから岡田監督の怒りはもっともでしょう」（スポーツ紙記者）
岡田監督は、記者団に対して、
「そういうチームなんやろ」「あきれるよなぁ」「高津おらんかったな、ベンチに」
と捲し立てるように呟き、高津臣吾監督（54）の名前を直接口に出すほどの剣幕で怒りを露わにした。
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岡田監督の言う《そういうチーム》とは、どういうチームを指しているのだろう。阪神球団関係者は、
「意図的にぶつけてくるチームという意味でしょう。今年のヤクルトの与死球数は58（９月３日時点）と12球団で最も多い。８月13日の試合では梅野隆太郎捕手（32）が左手首付近に死球を受け、左尺骨の骨折で今季絶望となっています。偶然と思いたいですが…」
と、憤りを口にする。同日、高津監督は、
「申し訳なかった。もちろんぶつけようと思って、ぶつけてるわけではないんですけど、持ち球がシュートなので、そこにいってしまった」
と説明したが、高津監督といえば、５月20日の横浜戦で３つの死球を与えて乱闘騒ぎになった試合が思い出される。
<div data-friday-nextpage-lead="高津監督の４年間の勝率はなんと..."></div>
試合後に、
「わざとぶつけている訳ではないので、申し訳ないと言うと勝負の世界であれですけど、攻めている結果だと思います」
などと、“ド正論”のコメントをしたが、これがSNSで炎上。過去にヤクルト選手がぶつけられた時に大乱闘に発展した事例や、一部ヤクルトコーチが報復死球を示唆するかのようなヤジを飛ばした事例を挙げて非難した。そして、今回に関しても、SNS上では
「９回のあの場面で内角を攻めるのは違う。どう考えてもおかしい」
「申し訳ないというのであれば、直接謝罪すべき」
などと荒れている。
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そんな批判の渦の中にいる高津監督だが、球団は８月25日、来季続投を決定した。ヤクルトの衣笠剛代表取締役会長CEOオーナー代行は、
「2021年の日本一、2022年のリーグ連覇を果たした手腕を高く評価しており、これまでチームをまとめ上げてきた信頼は揺るぎません」
と語ったが、関係者によると、村上宗隆選手や高橋奎二投手など、若手を育成する能力も評価されての決定だという。しかし、こんな指摘も…。
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「確かに’21年、’22年は村上や他の若手選手の成長で２年連続リーグ連覇を果たしましたが、高津監督が就任してからの４年間の成績は、242勝250敗（９月３日時点）と５割に満たない。この数字を見る限り、単純な評価はできません。ヤクルトファンからも疑問の声が出ているほどですから」（ヤクルト球団関係者）
もちろん歓迎する声の方が多いのだが、ファンが最も懸念しているのは、「意図的にぶつけているのではないか…」とファンすら疑いの目を向ける死球の多さと、前監督の真中満氏（52）の二の舞にならないかということ。今季、ヤクルト投手陣の与死球数は58で両リーグワーストだ。
「真中氏は’15年に監督就任１年目にリーク優勝を果たしましたが、’16年は５位、’17年は最下位に陥り、あっさり切られました。現在、ヤクルトは５位（９月３日時点）。来年の成績次第では、ファンからも球団からも見限られてしまうでしょう」（スポーツ紙記者）
いずれにしろ、今季の残り試合、そして、来年の成績でファンの信頼を取り戻すしかないようだ。
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共同通信社

９月３日、阪神対ヤクルト戦で、また近本光司外野手が死球を受けた。これに岡田彰布監督は、高津臣吾監督を名指しで激怒。そんな高津監督は８月25日に来季の続投が決定。しかし、ファンからも懸念の声が...

ヤクルト・高津監督続投決定も「驚きの勝率」と阪神や野球ファンが戦々恐々とする「死球の数」

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