盟友・片岡篤史とも確執報道…中日・立浪監督「最下位でベンチの雰囲気ピリピリ」噂される「次の候補」 | FRIDAYデジタル

盟友・片岡篤史とも確執報道…中日・立浪監督「最下位でベンチの雰囲気ピリピリ」噂される「次の候補」

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浮かない表情が多い立浪監督。ベンチの雰囲気も良くない(PHOTO:共同通信社)
浮かない表情が多い立浪監督。ベンチの雰囲気も良くない(PHOTO:共同通信社)

「デーゲームだからどうのこうのというのはわかりません。勝っていかないといけない……」

9月2日に敵地マツダスタジアムで行われた広島戦で、1対3で敗れた中日立浪和義監督(54)は試合後に厳しい表情でこう報道陣へこう語ったという。立浪監督の眉間にシワが寄るのも当然だろう。これでビジターのデーゲームは0勝13敗1分け。完全に鬼門となっていたのだ(翌3日の広島戦でようやく連敗ストップ)。

「不名誉な記録は、敵地でのデーゲームだけではありません。9月4日現在(成績は以下同)借金は球団記録の31に迫る25。2年連続最下位となれば、球団史上初となる汚点になります。負けた試合ではビジターでも『立浪辞めろ!』と、ファンからヤジが飛ぶありさまです」(球団関係者)

試合途中にファームへ降格

結果がともなわず、ベンチの雰囲気はピリピリしているという。

「立浪監督は選手やコーチに容赦しないですからね。2年前の秋に監督に就任した時には『ヘラヘラ笑いながらプレーする選手は外す』と警告したくらいです。昨季、要所でエラーした京田陽太は試合中にファーム降格を通告されただけでなく、オフにはDeNAへ放出されました。

厳しい措置が下されるのは選手だけではありません。一軍打撃コーチだった中村紀洋さんは、昨年5月に二軍へ突然の配置転換。立浪監督との指導方針の違いが要因と噂されます。最近でも8月31日発売の『週刊文春』が、PL学園の同級生で盟友といわれる片岡篤史・二軍監督とも連絡の行き違いから確執ができていると報道。こうした立浪監督の態度を恐れ、必要最低限のこと以外話しかける人はほとんどいません」(スポーツ紙担当記者)

立浪監督は3年以上の複数年契約といわれる。少なくとも来季は指揮をとると思われるが、一向に浮上の兆しが見えないチーム状況にファンの間では早くも「次の監督」を望む声が聞かれる。期待される最右翼の候補とはーー。

「’90年代後半から’10年代まで、名手として中日を牽引した井端弘和さん(48)です。現役晩年は巨人でもプレーし、内野守備走塁コーチとして岡本和真らを育てました。Uー12の日本代表や社会人・NTT東日本などでの指導経験も豊富。温厚でありながら真面目な性格なため、どのチームでも一目置かれる存在です。

中日スポーツや地元の東海テレビなどで解説者を務め、ドラゴンズとのパイプも深い。『ミスタードラゴンズ』といわれ華やかな経歴の立浪監督と違い、ドラフト5位で入団し代走や守備固めからレギュラーを勝ちとった苦労人でもあります。選手の気持ちに寄り添った指導者になれると、監督へ期待の声は高まっているんです」(同前)

厳しい態度で臨むも、チームが一丸になりきれない立浪ドラゴンズ。中日ファンのストレスは日に日に膨らんでいる。

  • PHOTO共同通信社

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