<figure id="attachment_330799" aria-describedby="caption-attachment-330799" style="width: 3648px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="88907f53"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/07637b8469a0be72f6b48bb51981b453.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-330799" class="wp-caption-text">２年半ぶりの連ドラをヒットさせて&#8221;女優の意地&#8221;を見せられるか</figcaption></figure>
<p>女優・菅野美穂（46）が約２年半ぶりに連続ドラマ主演を果たす10月期『ゆりあ先生の赤い糸』（テレビ朝日系）への注目が高まっている。というのも同作品には菅野にとって「何としても成功させたい」いくつもの理由があるとみられるからだ。</p>
<p>『ゆりあ先生』は、菅野演じる自宅で刺繍教室を営む平凡な主婦の主人公が、夫が急病で倒れた後に現れた、夫の&#8221;恋人&#8221;を名乗る美青年や夫の&#8221;彼女&#8221;とその２人の&#8221;娘&#8221;とともに共同生活を始めるストーリー。同名人気漫画が原作で、興味深い脚本もさることながら、女優として菅野が置かれた現況も合わせて見ると、さらに面白さが増しそうなのだ。</p>
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<p><span class="strongInContent">「菅野は、’13年に結婚した夫の俳優堺雅人との間にもうけた８歳長男、４歳長女の子育てもあり、近年大きな仕事をセーブしています。連ドラ主演は’21年１月期『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』（日本テレビ系）以来。『ウチの娘－』も当時約４年ぶりの連ドラ主演でした。ただ同作品は初回を除いた２回目以降は世帯平均視聴率が１ケタ続きに終わりました。子育ても一段落し、女優として存在感を再び高めていきたい菅野にとって、２ケタをとって実力を見せたい“リベンジ作”でもある」（放送担当記者）</span><span class="strongInContent"> </span></p>
<p>菅野は主演発表時、「今このタイミングで、この役と出会えるなんて&#8221;めっけもの&#8221;！とても幸運だと思います」とノリノリで意気込むコメントを出した。その演技に期待が高まるのだが、『ゆりあ先生』が放送される「10月期木曜午後９時台」は、テレ朝にとって、近年高い視聴率をとり続けてきた看板ドラマ枠でもあるだけに、強いプレッシャーものしかかる。特に’12年からは米倉涼子主演で、第２期～第５期は期間平均世帯視聴率20％超（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を続けるなど、驚異的な数字を記録した大ヒットシリーズ『ドクターＸ』が放送されていた時間帯だ。</p>
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<p><span class="strongInContent">「『ドクターＸ』は’17年まで毎年10月期に、それ以降は隔年同期に放送されてきましたが、’21年の第７期を最後に今年はなく、同枠は『ゆりあ先生』が担うことになりました。そのため米倉が同シリーズを辞退したとの情報も一部で報じられています。テレ朝の「10月期木曜午後９時」枠は『ドクターＸ』開始の’12年以降、昨年の『ザ・トラベルナース』なども含め、すべて期間平均世帯視聴率で２ケタをとり続けており、同局の社運がかかるメイン枠でもあるだけに、菅野にかかる期待と重圧は相当強い。まさに&#8221;大コケ&#8221;が許されない登板になるわけです」（同）</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="夫・堺の『VIVANT』に続きたい"></div>
<p>また、妻として、昨年末をもって大手芸能事務所『田辺エージェンシー』を退社しフリーになった堺を、自身の主演作もヒットさせることで&#8221;後押し&#8221;したい時期でもある。７月期で放送されている堺主演の連ドラ『VIVANT』（TBS系）が盛り上がっており、いい流れもできている。</p>
<p><span class="strongInContent">「有力事務所からの独立で今後の俳優生活に心配の声も出た堺ですが、『VIVANT』のヒットでフリーとしての出だしは絶好調で、菅野も妻としてホッと胸をなで下ろしているでしょう。妻として『VIVANT』のバトンを引き継ぎ、連ドラ界では異例となる、局をまたいだ&#8221;夫婦リレー&#8221;で立て続けに主演作を成功させたい気持ちのはずです」（スポーツ紙デスク）</span><span class="strongInContent"> </span></p>
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<p>そうした中、センシティブな記事も出た。８月22日にニュースサイト『デイリー新潮』が、堺が去った所属事務所への&#8221;忖度&#8221;で、妻菅野が主演する『ゆりあ先生』のキャスティングが難航している可能性を報じたのだ。実際、『ゆりあ先生』をめぐっては菅野主演が６月８日に発表された後、共演者の発表が長期間なされず、８月30日にようやく鈴鹿央士、木戸大聖、田中哲司らが追加キャストとして公開された。</p>
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<p><span class="strongInContent">「『デイリー新潮』では、所属事務所のトップで&#8221;芸能界のドン&#8221;と呼ばれる人物が、堺の退社について&#8221;もう一緒に仕事なんてできないよ&#8221;と突き放すようなコメントをしていたことなどを背景に、夫独立の背後にいた菅野にも&#8221;腹の虫がおさまらないはず&#8221;との関係者談を報道。&#8221;ドン&#8221;に気をつかった一部芸能事務所が、『ゆりあ先生』に協力できない旨の姿勢をとったため、共演者発表が遅れたとの可能性を書いていました。</span></p>
<p><span class="strongInContent">&#8220;忖度疑惑&#8221;の真偽は不明ですが、負けん気が強い菅野がこうした逆境報道でプロ根性に火がつかないわけがない。子育ても両立させ、フリーの夫を支え、看板ドラマ枠のメインも引き受けた。何としてもヒットさせる…という&#8221;女優の意地&#8221;を見られる空気感が高まってきました」（芸能プロ幹部）</span></p>
<p>結果を出したもの勝ちとも言えるドラマ界。無事スタートにこぎつけ、堺に続いて社会現象を巻き起こせるか。</p>
<figure id="attachment_330800" aria-describedby="caption-attachment-330800" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="4c3d9add"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/4a958466df65d264794b76d20b3d7c9d.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-330800" class="wp-caption-text">家計のやりくりから家事、育児まで一手に引き受けて、近年仕事はセーブしてきた（’20年４月）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_330801" aria-describedby="caption-attachment-330801" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ff8ba79d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/61edaf6d851fddedb69f0060526709c2.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-330801" class="wp-caption-text">遊んでいる長男を見守りつつ、２人ブランコでくつろぐ堺・菅野夫妻（’18年８月）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_330802" aria-describedby="caption-attachment-330802" style="width: 1963px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="80551fcc"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/48fac1a862737a87c066d337656cc08c.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-330802" class="wp-caption-text">夫婦で参加した食事会の後、天海祐希を見送る（’13年４月）</figcaption></figure>


中村和彦、原一平、川上孝夫、島颯太

10月スタートのドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』に菅野美穂が約２年半ぶり主演。だが放送枠が『ドクターX』が放映されたテレ朝の看板枠であることの他にも"失敗できない"理由があるという。

菅野美穂２年半ぶり主演連ドラを”女優の意地”をかけて成功させたいこれだけの「ワケ」

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