「少年隊」時代の格差が逆転！…茨の道を歩む「東山新社長」の裏で絶好調の「錦織一清&植草克秀」

創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、ジャニーズ事務所は9月7日に東京都内で会見を開いた。ジャニー氏亡き後、代表取締役社長を務めてきた藤島ジュリー景子氏は性加害の事実を正式に認め、謝罪。同5日付で新社長に就任したという少年隊・東山紀之は、年内をもってタレント業を引退することを発表した。東山が重要な決断を下した中、少年隊・錦織一清、植草克秀は“第二の人生”を謳歌しているようだ。

少年隊は’85年12月12日に「仮面舞踏会」でレコードデビュー。ハイレベルなダンスとアクロバットでファンを魅了し、ジャニー氏が自身の「最高傑作」と口にしていたほど、唯一無二の3人組だ。

「’08年には、23年間も続いた主演ミュージカル『PLAYZONE』が閉幕。以降、少年隊は活動休止状態となってしまい、3人が揃う機会はなくなりました。そして、’20年12月末をもって植草と錦織がジャニーズ事務所を退所。デビュー35周年の日にあたる12月12日にベストアルバム『少年隊 35th Anniversary BEST』をリリースしましたが、グループで音楽番組に出ることもなく、ジャニーズ最後の“ラストパフォーマンス”などは叶いませんでした」（芸能ライター）

ただ、少年隊の場合は「解散」とは明言しておらず、その“屋号”自体は残している。多くのファンは将来的な再結成に期待を寄せていたが、前述の通り、東山は年内で表舞台から身を引くと宣言。メンバー全員が芸能活動を続けている限りは希望を持てたものの、東山の社長業専念により、事実上の解散は決定的となった。

「事務所の立て直しを図る東山にとって、険しい道のりが待っていることは明白でしょう。一方で、約3年前にジャニーズを退所した植草・錦織は、それぞれ活動の幅を広げています。退所後、植草は精力的にコンサートやディナーショーを行っており、今年10月10日にはソロになって初のアルバム『Polaris』を出します。また、8月に元光GENJIの佐藤寛之＆山本淳一と一緒にディナーショー『Presented by SHOW＆TIME 2023「Three Clovers」』を開催しましたが、好評だったため、11月～12月に追加公演が決まったそうです」（前出・芸能ライター）

錦織は、舞台演出家として活躍する傍ら、今年4月に初のカバーアルバム『歌謡 Style Collection』をリリース。振付師でタレント・パパイヤ鈴木とのユニット「Funky Diamond 18」も始動し、7月にミニアルバム『PRIMEMAX』を発売した。2人は高校時代の同級生でもあり、気心知れた仲だという。7～8月にかけて、4都市を回るコンサートツアーも敢行していた。

そんな錦織は9月5日に自身のX（旧ツイッター）アカウントを更新。「ご支援賜っている皆様から頂いた､私の新しい人生も､三回目の秋を迎えようとしています」（原文ママ、以下同）と思いを馳せながら、「今が人生で一番楽しいと思える幸せを、つくづく噛みしめています。これからも､未来に向かって歩むのみ・・・」と、つづった。

「5日といえば、東山が水面下でジャニーズ事務所の社長職に就いた日でもあります。錦織はたまたま同日にこうした前向きなメッセージを発信したのかもしれませんが、茨の道を選んだ東山と、人生を満喫中の錦織という、対照的な構図が浮き彫りになりました」（同）

さらに、錦織は翌日にコンビニエンスストア・ファミリーマートのねぎとろ巻と、「松茸の味お吸いもの」（永谷園）の写真をXにアップしつつ、「こんな事だって楽しい､素晴らしき我が人生！」と投稿。同日の別ポストでは、パパイヤとのユニットで新しいアルバムを作る予定もあると報告し、「植草もアルバム作り頑張ってるしホント背中を押されます。皆様に満足してもらえる､スピード感ではないかもしれませんが、引き続きよろしくお願いします」と、ファンに理解を求めた。

「ジャニーズ退所前の2人は、正直に言って東山よりも稼働がありませんでした。しかし、今は仕事量も増えているようですし、各々が楽しみながら活動できているのでしょう。植草と錦織が出演するYouTubeチャンネル『ニッキとかっちゃんねる』は4月の動画を最後に休止状態なのですが、今後も何らかの形でツーショットを見せてくれるはずです」（同）

せめて東山が現役のうちに、少年隊3人の姿を拝みたいものだが、果たして……。