田畑毅衆議院議員「性犯罪」の落とし前 離党どころか逮捕まである | FRIDAYデジタル

田畑毅衆議院議員「性犯罪」の落とし前 離党どころか逮捕まである

準強姦・盗撮 自民党離党どころか、議員辞職・逮捕も

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’16年10月、衆院本会議にて。田畑毅議員(中央)の左奥には秘書への暴言が問題となった豊田真由子氏の姿も
’16年10月、衆院本会議にて。田畑毅議員(中央)の左奥には秘書への暴言が問題となった豊田真由子氏の姿も

「2月中旬、自民党内に激震が走りました。比例東海ブロックの田畑毅(つよし)衆院議員(46)が、20代女性に暴行を働いたとして愛知県警に告発されたのです。女性は警察に告訴状を提出し、受理されている。おかげで自民党内はてんやわんや。二階俊博幹事長(80)周辺は何とかして事件を揉み消そうと、党内に緘口令(かんこうれい)を敷き、田畑氏が出した離党届も受理しない方針を貫いていました。しかしその後、被害者だという女性の証言が飛び出すと状況は一転。事態をうやむやにすることは不可能になり、二階氏周辺も頭を抱えていますよ」(自民党関係者)

不祥事連発で「魔の3回生」と呼ばれる自民党の’12年当選組が、また大トラブルを引き起こした。

『週刊新潮』によると、田畑氏は’18年12月24日の夜、交際相手の女性を酒に酔わせたうえ、彼女が自宅マンションで寝ているうちに乱暴したという。この「準強姦」疑惑だけでなく、田畑氏はさらに、その行為の一部始終を「盗撮」までしていたというのだ。

「被害女性の証言によれば、田畑氏は女性に乱暴する様子をスマホで撮影していたそうです。ほかにも彼のスマホには200以上の盗撮動画が保存されていた。中には別の女性の動画もあり、恐怖を覚えた被害女性が警察に駆け込んだ。田畑氏は”100万円払うから”と示談を申し出たようですが、女性は却下。観念した田畑氏が離党届を提出した、ということです」(全国紙政治部記者)

田畑氏は早稲田大学法学部を卒業後、日本銀行を経て行政書士事務所を開設。’12年に政界入りし、自民党「二階派」の議員となった。プライベートではバツイチの独身で、支援者たちの前では「知的エリート」然としながらも、永田町の一部では「女好き」として知られていた。

「田畑氏の好みのタイプは細身の美人系。以前も議員会館内で人妻の美人秘書に手を出したという噂が囁(ささや)かれていました」(前出・自民党関係者)

事件発覚後、自民党の幹部は、「(被害女性の)届け出は取り下げさせた」などという根拠のない情報をリークして、事態を収束させようと躍起になっていた。二階氏も、「(田畑氏からの)離党届は受け取っていない」と嘯(うそぶ)いていたが、田畑氏の「性犯罪」が被害女性の証言通りであるなら、もはや万事休すということになる。

「もし、今回報じられた件が事実であれば、この騒動は痴話ゲンカのレベルではなく、逮捕・起訴されてしかるべき案件です。国会議員には不逮捕特権があり、現在は通常国会の会期中なので、すぐに逮捕とはならないでしょうが、逮捕許諾が国会に請求されれば自民党の議員も反対できないはずです。そうなると、安倍政権の支持率にも影響するでしょうし、今年の統一地方選、参院選にも悪影響を及ぼすのは必至です」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)

統一地方選、参院選という大きな選挙を控え、自民党からとんでもないスキャンダルが噴出したのである。

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