<figure id="attachment_332910" aria-describedby="caption-attachment-332910" style="width: 3652px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="6d28497a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/9fa3d52248812373cf3b4fb7f5910542.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332910" class="wp-caption-text">10月２日に新社名を発表するということだが&#8230;</figcaption></figure>
ジャニーズタレントの冠番組はもちろん、レギュラー出演している番組や、頻繁に彼らがゲストとして登場する番組には、同事務所と向き合っているプロデューサーたちの存在がある。彼らはいわゆる、“ジャニ担”と呼ばれるジャニーズ事務所と懇意にしていたプロデューサーたちである。
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「そんなプロデューサーたちがこれまで事務所からもっとも厳しく言われてきたのは、所属タレントたちの“扱い”です。たとえば、ひな壇に座らせる場合は前列のセンターを用意しなければならないし、同年代の女性タレントとの絡みにも細心の注意を払わなければならない。収録中、たとえ“いいところ”がなかったとしても、なんとか編集で繋いで、彼らを立たせるようにディレクターに指示をしてきた。
おかしなもので、他事務所と向き合っている別のプロデューサーに比べると、ジャニ担のそれは明らかにポジションが上。『ジャニーズと親しい』ことは彼らにとってもポイントが高く、自慢でもあるのです」（民放テレビ局関係者）
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当然のことながら、メリットもたくさんある。娘や親せきの子供にジャニーズのコンサートや舞台のチケットをせがまれれば無条件で手に入れられるし、盆暮れには、ギフトの達人として知られる藤島ジュリー景子氏セレクションの贈り物が届く。
12日、サントリーホールディングス社長で「経済同友会」の新浪剛史幹事が７日のジャニーズ会見に対して、「真摯に反省しているかどうか疑わしい」「毅然とした態度をとるべきだ」などと発言してから、各スポンサーの“契約解除ドミノ”に拍車がかかった。
それでも10月の改編期に消滅したジャニーズ関連の番組はゼロ。ラジオでは番組、コーナー全てが継続される局さえある。テレビやラジオがどれだけジャニタレに頼ってきたかの表れだろう。
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今年は開催されるかどうか微妙だが、大晦日から元日にかけての『ジャニーズカウントダウン』（フジテレビ系）は例年、世帯平均視聴率で11～12%（ビデオリサーチ調べ・関東地区）を獲得してきた。
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「こうした“数字”があるから、ジャニ担プロデューサーたちは局内で力をもってしまうのです。
もはや、その力は幻想となりつつあるものの、いまだに危機感を抱いていないプロデューサーが多く、番組の企画会議では『●●（ジャニタレの名前）くん、出せますよ』などと売り込んでくるのだから驚かされます」（民放バラエティ番組担当スタッフ）
そして『NHK紅白歌合戦』である。例年ならば既に出場者の選出に入る時期だが、NHKは“ジャニ枠”をいくつにするか、頭を抱えていることだろう。
「白組司会者にジャニーズのタレントが続いていたことでもわかるように、何が何でも番組を見るし、勝敗の投票はするし、NHKホールを埋め尽くすパワーをもつジャニヲタたちのお陰で近年の『紅白』は成り立っていたと言っても過言ではありません。
BSプレミアムには、『ザ少年倶楽部』という海外でも視聴できるジャニーズJr.の“広報番組”ともいうべきプログラムがあります。今後、どうするのか、まだ方針は決まっていないようです」（NHK関係者）
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CMがないNHKとて安心はできず、国会で追及される可能性も出てきている。
「よかった～、俺、ジャニーズの担当じゃなくて」
とは在京局のプロデューサーだ。人気長寿番組の担当者ながら、同番組にジャニーズのタレントが出ることはわずか年に２～３回程度。それもドラマやバラエティーの番宣で出てくるだけ。彼らに直接向き合っているのは宣伝部や当該番組プロデューサーであるため、自身は“ジャニ担”ではないと主張しているのだ。その言い方は、
「俺は何も知らなかったから」
といったアピールともとれた。民放各局いまだにジャニーズ事務所に対する明確な方針を示していない。彼らは世間がこの問題を忘れるのを待っている…と言った方が正しいかもしれない。

中村和彦

”ジャニ担”と呼ばれるテレビ局のジャニーズ担当プロデューサーの風当たりも今後強くなると思われるが、テレビ局内にはまだそれほど危機感はないという。当事者意識の薄い言動も見られるというが…...。

未だに問題意識の薄い言動が目立つ…ジャニーズ担当プロデューサーの“勘違い”にみる「問題の根深さ」

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