《総額9000億円》東京ドームを離れて…巨人 築地市場跡への「本拠地移転」が動き出した!? | FRIDAYデジタル

《総額9000億円》東京ドームを離れて…巨人 築地市場跡への「本拠地移転」が動き出した!?

東京ドーム4個分の広大な「予定地」を空撮 「多目的スタジアム」を建設する投資計画に読売グループが参画して球界がざわついている

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’21年の東京オリンピックの際には、選手や大会関係者らを輸送する車両基地に変身したが、現在は更地に
’21年の東京オリンピックの際には、選手や大会関係者らを輸送する車両基地に変身したが、現在は更地に

「″計画″は本当にあったんだ――」

さる読売グループ関係者は、これまで幾度も浮上しては否定されてきた巨人軍の悲願である″壮大なプロジェクト″が、ついに動き始めたと確信したという。

「本拠地の″築地移転″計画です。築地市場の広大な跡地に新たな球場を建てることで、巨人軍が長年夢見てきた″自前球場″の夢を叶えることができるんです。現在使用している東京ドームは三井不動産傘下の『株式会社東京ドーム』の持ち物。巨人は年間25億円以上と言われる利用料のほか、1試合で1億円を超えるとされるグッズ収益の一部を支払っている。自前の球場なら、それら巨額の経費が浮くことになる。球団経営はより安定することでしょう」

移転するメリットは、利益率の向上だけではない。

「東京ドームは’88年開場で老朽化が進んでいるんですよ。’22年には100億円を投じた大改修が行われましたが、この先数十年もの利用に耐えうるかと言われたら疑問です」(スポーツ紙デスク)

築地市場跡は、都営大江戸線の「築地市場駅」からすぐ。東京メトロ日比谷線の「築地駅」、日比谷線・都営浅草線の「東銀座駅」からも歩いて行ける場所にある。約20ヘクタール、東京ドーム約4個分の大きさだ(上写真)。これほどの好立地は都内にない。

「’17年に小池百合子都知事がこの場所を『食のテーマパーク』にする構想を掲げたため計画は一時宙ぶらりんになっていました。ところが今年9月7日、三井不動産を主体とする特別目的会社(SPC)が、8000億~9000億円を投じてホテルやオフィス、そして『多目的スタジアム』を建設する再開発案を都に提出していたことがわかった。なんとこのSPCには、大成建設など大手ゼネコンのほか、読売巨人軍の親会社である読売新聞グループ本社も参画しているんです。この『多目的スタジアム』がジャイアンツの新たな本拠地となると、私は見ています。天然芝を採用し、開閉式の全天候型球場にするという話もありますね」(球界関係者)

本拠地の築地移転について読売巨人軍に質(ただ)したが、期限内に回答を得ることはできなかった。

「築地ドーム」よりもカッコいい名前を考えて、こけら落としに松井秀喜新監督(49)を迎えて――。夢は広がるばかりだが……さて!?

御年97の渡邉恒雄読売新聞主筆も、ライバルの朝日新聞本社近くに球場建設できるとなれば喜ぶに違いない!?
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『FRIDAY』2023年10月6日号より

  • PHOTO形山 昌由 共同通信

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