「青汁王子」1.8億円脱税で逮捕 三崎優太容疑者のバブリー生活
年商130億円で金満ライフを満喫した29歳の苦い結末
「1000万円近い腕時計をはめて3000万円の高級車を乗り回し、自宅は赤坂のタワーマンション。バリ島やハワイにファーストクラスでしょっちゅう旅行に行き、その写真をSNSにアップする。彼の自宅は散らかり放題でしたが、『家政婦雇ってるから掃除しなくていいんだ』と言っていました。『オンナを連れ込みまくっている』とも自慢していましたね」(三崎容疑者の友人)
2月12日、健康食品の通信販売会社『メディアハーツ』の代表取締役・三崎優太容疑者(29)が、1億8000万円を脱税した疑いで東京地検特捜部に逮捕された。三崎容疑者は昨年頃から、”若手実業家”としてテレビにたびたび出演。女性向け健康食品「すっきりフルーツ青汁」をヒットさせて会社を年商130億円にまで成長させたことで、「青汁王子」のニックネームで知られていた。
「三崎容疑者は高校中退後、『アフィリエイト(ネット広告)ビジネス』で一儲けし、18歳で『メディアハーツ』を起業しました。青汁がヒットした後は、仮想通貨にも手を出し、『50億円は稼いだ』と豪語していた。競走馬4頭を2億2400万円で購入するなど、とにかくカネ遣いは荒かったようです」(全国紙検察担当記者)
絵に描いたような金満バブル生活を送っていたが、一方で、三崎容疑者についてはこんな声もある。三崎容疑者と何度も飲みに行き、自宅にもあがったことがあるという知人女性が言う。
「まだ有名になる前の’15年頃に”王子”と知り合ったんですが、そのときははっきり言って『地味な男』でした。学生時代は根暗で友達もできなかったそうで、起業した理由は『とにかくモテたかったから』と。健康食品に目をつけたのは、『ダイエットとハゲは不滅のビジネスだと思って』と言っていました。おカネにもシビアで、高級なレストランに行っても安いシャンパンを1本空けるだけ。さすがに私と二人のときはカレのおごりでしたが、男友達が一緒のときは割り勘にしているときもありました(笑)。そんなセコかったカレが、派手にカネを使うようになったのはテレビに出るようになってから。オンナも取っ替え引っ替えするようになって、私は疎遠になりました」
モテなかった男がテレビに出てチヤホヤされ、舞い上がった挙げ句、脱税で逮捕……。王子のバブル生活は、青汁のように苦い結末となった。




撮影:蓮尾真司(1枚目)写真:スポーツニッポン新聞社/時事通信フォト(2枚目)