“ブチ切れ”滝沢秀明氏に「当事者の会」平本氏は弁明も回答認め…「疑惑のキス報道」に残るモヤモヤ感
《今回の記事はあまりにも時間軸のねじれや真実では無い内容があった為、断固として否定させて頂きます》
芸能プロダクション『TOBE』の創業者である滝沢秀明氏が9月23日、自身のX(旧ツイッター)で女性セブンに掲載された報道内容を否定した。
『「滝沢秀明は強制的にキスをさせる」ジャニーズ性加害問題当事者の会代表に寄せられた新たな告発』
と題された記事は、元ジャニーズJr.で『ジャニーズ性加害問題当事者の会』の代表・平本淳也氏がインタビューに応えており、
「ぼくが直接被害を受けたわけではないので真偽はわかりませんが、ブログに(ジャニーズJr.から)そういうメッセージが送られてきたのは事実です。滝沢はキスが好きなんですよ。強制的にキスをさせるって」
というコメントが掲載。それだけでなく、記事では
《過去に平本氏のブログで、“滝沢さんに舐められた”とセクハラ被害を訴えるJr.の証言が掲載されていた》
と書かれている(平本氏のブログの当該ページは現在削除済み)。
滝沢氏はこれらの記事に対して
《これは会社と自分の名誉を守る為に書きます。この度「女性セブン」「NEWSポストセブン」により許されない記事が出ました》
《子供達が見ているネット社会の時代に、教育にも良く無いですし、やって良い事の度が過ぎていると思います。事実と異なる内容を報道する事はやってはいけない事ですし、大人として恥ずかしいと思います》
などと猛反論している。
一方の平本氏もHP上で、
《「過去に、そういった話を聞いたことがある」、「ブログなどで、そのような内容で送られてきたことがある」ことについては回答は致しましたが、それをもって中傷しておりませんし、ましてやただ聞いた話で告発するなどありえません》
と弁解している。
《セブンの担当記者からは誤解を招く題名と内容に対してお詫びの言葉を頂きました》
としつつもその記事はいまも削除はされていない(9月25日時点)。
「“ケンカした相手とキスをさせて仲直りさせる”という内容は滝沢さんが過去に『スッキリ』の“クイズッス”というコーナーで、自身で出題して紹介していたことがあるので事実でしょう。いわば体育会系のノリで荒療治的な仲直りの手法と思います。
後輩らに“無理やりやらせていた”ということはないでしょうが、滝沢さんは記事を“断固として否定”とは言いつつもどの部分がどう違うのかの説明がないため詳細が分かりません。平本さんも告発や中傷のつもりはないとしつつも“そういう回答はした”と認めています。結局セブンの記事はどこが間違っていたのか、読者は分からないままです」(スポーツ紙記者)
世間の逆風にさらされるジャニーズ事務所と、対照的に“辞めジャニ”をどんどん吸収して大きくなるTOBE。ただ、ジャニー喜多川氏の“後継者”と言われた滝沢氏が、いまだ性加害問題に“ダンマリ”なのが、いちばんモヤモヤするのだが……。
PHOTO:結束 武郎