川﨑麻世がついにカイヤに「完全勝利」宣言 「清々しく″還暦の再スタート″を切ります!」
東京高裁での判決直後に独占直撃!6年にもわたる泥沼離婚裁判が決着 「これからはお互い今後の人生を頑張っていこう」
泥沼の争いが、ようやく幕引きとなりそうだ。9月20日、川﨑麻世(60)とカイヤ(61)の6年に及ぶ離婚裁判が大きな節目を迎えた。東京高裁が、カイヤ側が麻世のDVや不貞行為を理由に求めていた慰謝料請求を棄却したのだ。
財産分与としてカイヤから麻世へ約6600万円の支払いが命じられ、訴訟費用もカイヤの負担となった。
「カイヤさんと麻世さんの主張は、長年食い違いを見せてきました。ですが、高裁の判決を受けて、大勢が決した形です。カイヤさんにはまだ最高裁で争うという手段も残されていますが、上告が認められる可能性は低い、と麻世さん側はみているようです」(川﨑夫妻の知人)
高裁での裁判の争点は、互いの異性関係や暴行疑惑、財産分与だった。カイヤはギニア人男性ら、麻世は元アイドルの女性らと、ともに婚姻中に交際が報道されている。暴行疑惑については双方が互いからDVを受けたと主張するなど、議論は平行線をたどった。だが、カイヤの供述は、日本語の理解力を考慮し、客観的な信用性に欠くと退けられた。
注目すべきは、高裁では夫婦共有の財産だけでなく、麻世の所有する財産の分与についても争われたことだ。
「簡単にいうと、カイヤさんは様々な理由を挙げて、麻世さんからお金を取りたかったのだと思います。ですが、裁判でことごとく棄却され、逆に支払いを求められる形となってしまった」(同前)
’04年の別居から20年弱。離婚調停期間を含めると、実に8年もの争いが一段落した麻世は何を思うのか。都内の飲食店から出てきた麻世を直撃した。
――カイヤさんとの裁判は、高裁で完全勝訴ともいえる判決でした。
「さすがにもう争いは終わりでしょう。ただ……6年は長すぎましたし、その間にいろんなものを失い、仕事にも多大なる影響がありました」
――仕事への影響とは?
「ストレスで機能性発声障害になり、仕事がかなり制限されました。更にDVや不貞関係など、あらぬ疑いをかけられ、コンプライアンス上の問題で受けられなかった仕事もたくさんありました」
――今後、どんな人生を歩みたいですか。
「今年、還暦を迎えたんですが、最近はアンチエイジングにハマっています(笑)。これからもエンターテインメントの世界で生涯現役としてやっていきたい。離婚を一つの区切りとして、人生の再スタートを切れたらな、と思います。カイヤには、これからはお互い今後の人生を頑張っていこう、と伝えたいですね」
麻世の表情は、60歳とは思えぬほど若々しく、晴れ渡っていた。



『FRIDAY』2023年10月13・20日号より
PHOTO:田中俊勝