メキシコ発″ホンモノ″の宇宙人が公開された「地球人サイドの事情」《ミステリー調査班レポート》 | FRIDAYデジタル

メキシコ発″ホンモノ″の宇宙人が公開された「地球人サイドの事情」《ミステリー調査班レポート》

現地の大学研究チームが「人間ではない」と断定

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メキシコの公聴会で公開された「宇宙人」のミイラ。精密検査の結果DNAの30%以上が人間のものではないとか
メキシコの公聴会で公開された「宇宙人」のミイラ。精密検査の結果DNAの30%以上が人間のものではないとか

「見た瞬間は『なんだこれは?』という印象でしたが、石膏(せっこう)などで作られた人工物のようには見えませんでした」

こう語るのは、9月12日にメキシコ議会で行われた臨時公聴会に、日本人で唯一招待された衆議院議員の浅川義治氏だ。公聴会のテーマは、浅川氏が国会で議論すべきと主張するUFOを含めた未確認空中現象(UAP)について。「宇宙人」とされる2体のミイラまで公開された。

「別々の棺(ひつぎ)に収められたミイラは、全長約60㎝で褐色がかった白色でした。ラグビーボールのような縦長の頭蓋骨と平べったい顔で、手の指はそれぞれ3本です」(メキシコ在住の日本人ライター)

ミイラを公開したのは、メキシコ人ジャーナリストのハイメ・マウサン氏だ。

「’17年にペルーの鉱山で発見されたそうです。メキシコ国立自治大学や海軍保健科学研究所で精密検査をしたところ、1000年ほど前のものだと判明。組み立てられた形跡はなく『人間ではない』と断定されました。公聴会後に開かれた会見で、マウサン氏は『地球上のいかなる生命体とも異なる』と話しています。″ホンモノ″なら、国家が初めて公(おおやけ)にした宇宙人になるんです」(同前)

ネット上で、世界中の人々が未知の現象に関する情報を共有できるようになった。そのため、真偽不明でも国が調査する動きがメキシコの隣国アメリカで始まっている。前出の浅川氏は、公開された「宇宙人」についてどう考えるのだろうか。

「ミイラに関しては提出された論文を査読し、第三者が検証すべきでしょう。UAPは、解明されていない自然現象やロシアか中国の最新兵器かもしれない。いずれでもなければ、地球外の知的生命体がサイボーグなどを乗せて送り込んだ探査機の可能性もゼロではありません。何より未確認の物体が上空を飛んでいるなら国防上の脅威になる。日本も必要な情報は国民に公表し議論すべきです」

FRIDAYは、これからも未知の生物や飛行物体について調査を続けていく。

公開されたミイラは2体。1体には体内に卵があることも判明
公開されたミイラは2体。1体には体内に卵があることも判明

『FRIDAY』2023年10月13・20日号より

  • 取材・文形山昌由(ジャーナリスト)

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