<figure id="attachment_336155" aria-describedby="caption-attachment-336155" style="width: 770px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="10364996"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/eaeb59b132d4b8f99c5022cd26b2c977.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-336155" class="wp-caption-text">大役に抜擢された有吉。かねてから司会への憧れを口にしてきただけに、本人も気合十分だ</figcaption></figure>
<p>『第74回紅白歌合戦』の司会がNHKから発表され、タレントの有吉弘行（49）、女優の橋本環奈（24）、浜辺美波（23）、同局高瀬耕造アナウンサー（47）が務めることが決まった。有吉と浜辺は初、橋本は２年連続の大役を務める。</p>
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<p>しかし今回司会の発表は例年と異なり、各メディアへの事前伝達がないサプライズ的な形式で行われた。しかもタイミングも例年より１週間ほど早いなど、これまでにはなかった対応に、業界内でも驚きの声が続出している。スポーツ紙芸能デスクが一連の経緯について語る。</p>
<p><span class="strongInContent">「ジャニーズ事務所による性加害問題が大きな影を落としていると思います。次々と新たな疑惑が明るみに出る中、元理事・若泉久朗氏（62）がジャニーズ事務所の顧問に就任するなど、両者の間の蜜月関係が報道されたのは痛手でした。昨年は６</span><span class="strongInContent">組が出演した『紅白』への参加者も見直しが進む中、NHKとしてはクリーンなイメージを早急に打ち出すため、異例のスケジュールでの発表に踏み切ったのでしょう」</span></p>
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<p>さらなるサプライズは、有吉が初の司会の大役に抜擢されたことだ。芸能プロ関係者がそのウラ事情を明かす。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="候補に挙がった「３人の大物」"></div>
<figure id="attachment_332529" aria-describedby="caption-attachment-332529" style="width: 3648px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="2b6c68b7"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/4d449fccf3501effa7f108d68986843f.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332529" class="wp-caption-text">有吉と共に初の司会に抜擢された浜辺。２年連続で選ばれた橋本とも仲が良く、すでに司会について色々と相談しているという</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">「司会候補者はほかにもいました。松本潤（40）、神木隆之介（30）、谷原章介（51）などの面々です。松本は大河ドラマ『どうする家康』に主演するも、ジャニーズ問題とドラマ自体の視聴率が低迷したことで候補から外れた。谷原は７年にわたり『うたコン』で司会を務めるなど貢献度は高いものの、近年は情報番組『めざまし８』（フジテレビ系）などでの数々の失言が目に付くように。ジャニーズタレントの出演に頼れない厳しい状況で、大役を任せられなかったのです」</span></p>
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<p>ジャニーズ事務所の一連の問題の影響が色濃く出る中、連続テレビ小説『らんまん』で主演を務めた神木を推す声もあった。</p>
<p><span class="strongInContent">「朝ドラの貢献度などを考えると、神木さんは間違いなく本命候補の一人でした。しかし、神木さんは昨年まで３年連続で司会を務めた大泉洋（50）や２年連続で白組大トリを飾った福山雅治（54）がいる大手芸能事務所に所属していた。’21年に独立したとはいえ、ジャニーズ事務所との蜜月関係が批判を浴びた中、特定の事務所への依存を懸念したNHKが、起用を見送りました」</span></p>
<p>そんな中で司会候補に急浮上した有吉。レギュラー放送がスタートした’19年４月から『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』で司会を務め、NHKへの貢献度と実績はあったが、司会抜擢の決め手は何だったのか。キー局関係者が語る。</p>
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<p><span class="strongInContent">「有吉さんはNHK・民放を含め各局の全曜日にわたりゴールデン・プライム帯で冠番組を持ち、若年層やファミリー層などの人気や支持も高い。まさに近年の『紅白』のウイークポイントを補うのにうってつけの存在と言えます。さらに昨年、事務所の先輩のダチョウ俱楽部・上島さん（竜平・享年61）が亡くなった際には、肥後さん（克広・60）や寺門さん（ジモン・60）とともに歌謡グループ『純烈』の応援メンバーとして『紅白』初出場を果たし、視聴者への感動を届けたこともプラス材料でした」</span></p>
<p>今回の司会発表にあたって、有吉は「一番、尊敬している内村光良さん（59）が以前、『紅白』の司会をしていたのを見ていて、いつか内村さんのようになりたいと目標にしていたので、信じられないです」と心境を語った。窮地に陥ったNHKと『紅白』を救う救世主になり得るか――。その活躍ぶりに期待したい。</p>


足立百合（有吉）　中村和彦（浜辺）

例年よりも１週間ほど早く発表された『紅白歌合戦』の司会陣。中でも大きな話題となったのが有吉弘行の抜擢だった。その裏側には、芸能を揺るがすジャニーズ性加害問題が深く影響しているという。

異例ずくめの発表…『紅白歌合戦』司会者候補に挙がった「3人の大物」と有吉抜擢の「最後の決め手」

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