<figure id="attachment_336750" aria-describedby="caption-attachment-336750" style="width: 5472px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="5faa72dd"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/0ba89fd83b972ef37d6c37bb5a5fa768.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-336750" class="wp-caption-text">会見に臨む東山社長とジュリー前社長。17日には新社名に変わり、再出発する</figcaption></figure>
<p>ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏による性加害の被害者が拡大の一途をたどっている。東山紀之社長は9月7日の会見で被害者に対し、</p>
<p><span class="strongInContent">「法を超えて救済・補償が必要だと思っている」</span></p>
<p>と発言。10月２日の会見では、</p>
<p><span class="strongInContent">「9月13日付で設置した被害者救済委員会の補償受付窓口に、補償を求め325人（9月30日時点）からの申告があり、そのうち150人の在籍確認が取れた」</span></p>
<p>と報告した。そんな中、更なる激震が走った。10月9日の報道番組「ニュース７」（NHK）で、ジャニー喜多川氏による性加害が同局のトイレでも行われていた疑いがあると報じたのだ。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>これを受けてか、同日、ジャニーズ事務所は公式ホームページにインフォメーションを掲載。</p>
<p><span class="strongInContent">《被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数あるという情報にも接しており、これから被害者救済のために使用しようと考えている資金が、そうでない人たちに渡りかねないと非常に苦慮しております》</span></p>
<p>とし、</p>
<p><span class="strongInContent">《そのような事態を招かないためにも、報道機関の皆様におかれましては、告発される方々のご主張内容についても十分な検証をして報道をして頂きますようお願い申し上げます》</span></p>
<p>と異例のお願いをした。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p><span class="strongInContent">「どういった根拠で虚偽の話と判断しているのか不思議です。申告者が爆発的に増えたことで危機感を感じているのでしょうが、『法を超えた救済・補償』と宣言した時点で、予想できたことです。会見で約150人の在籍確認が取れたと発表しましたが、被害者はジャニーズ在籍者だけではありません。事実確認は困難だと思います」</span><span class="strongInContent">（ワイドショー関係者）</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="ある有名男性タレントも「誘われた...」"></div>
<p>ジャニー氏は他事務所の男性タレントにも声をかけ、合宿所に誘っていたという。10代の頃から活動していたある有名男性タレントAさんは、</p>
<p><span class="strongInContent">「中学生の時に番組出演のためにNHKに行くとJr.を引き連れたジャニーさんを何度か見かけました。その時に声をかけられたことがあります。『今度、合宿所に遊びに来なよ』って。</span></p>
<p><span class="strongInContent">その後も仲が良かったJr.から『ジャニーさんが遊びにおいでって言ってたよ』と言われました。当時から（性加害の）噂は知ってたし、今考えても行かなくてよかったと思っています」</span></p>
<p>と話した。他事務所のタレントもターゲットにしていたことに驚きだが、ジャニーズ内での性加害は、時と場所を選ばないほど悪質だったようだ。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p><span class="strongInContent">「ジャニーさん本人から連絡を受け、レッスンに呼ばれて参加した初日に、会場のトイレで被害を受けたという子もいる。オーディションという名の品定めのようなものです。</span></p>
<p><span class="strongInContent">初日に性被害を受け、そのまま辞めた人間をどうやって在籍確認するのか。そんな人間はたくさんいる。これに判別できない虚偽申告者が加われば、天文学的数字になりますよ」（被害者の１人）</span></p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>もちろん騒動に便乗し虚偽の被害報告をする人間は許されるべきではない。しかし一方で、明確な補償ルールを開示できていないジャニーズ事務所にも、原因の一端はあるといえる。今回の混乱は、「法を越えた救済」発言が招いてしまった事態なのかもしれない。</p>
<div class="expapp-no-provided-scope expapp-no-provided-scope-start"></div>
<p>※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式ツイッターまで情報をお寄せ下さい。</p>
<p>情報提供フォーム：https://friday.kodansha.co.jp/tips<br>
公式twitter：https://twitter.com/FRIDAY_twit</p>
<div class="expapp-no-provided-scope expapp-no-provided-scope-end"></div>
<p>&nbsp;</p>


中村和彦

ジャニーズ事務所は《被害者でない可能性の方々が...虚偽の話を...》と異例声明をHPに掲載した。ルールを明確化しないまま「法を超えた救済・補償」を宣言したことで、自業自得の結果に陥っている。

ジャニーズ事務所「虚偽の話」主張も事実確認はもはや不可能…「法を超えた救済」で陥る自業自得の結末

あなたへのオススメ

関連記事