笑ってる? スマイルアニマル画像につられて思わずニッコリ!

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ペットの犬や猫に話しかけていると、ときどき笑顔が……。動物園や水族館でも、ときどき笑っているとしか思えない表情を見かけることがある。が、実は本当に笑うのは、類人猿とラットだけなのだとか。本当に笑ってなくてもいい! 愛くるしい笑顔は疲れた心のなによりの薬。

Ardea/アフロ

チンパンジー:本気で楽しいから笑う! 愛想笑いはしない!

「類人猿も人と同じように笑う」と、最初に指摘したのはダーウィン。もう100年以上前のことだ。今では研究者の間でチンパンジーが笑うというのは当たり前のことで、生後2か月くらいから相手に向かって笑うようになるという。これは人間と変わらないのだとか。

しかし、人間の笑いとチンパンジーの笑いで大きく異なるところがある。チンパンジーが笑うのは楽しいときだけ。人間には、ごまかし笑いや照れ笑いがあるけれど、チンパンジーにはそういう笑いはない。また、人間なら赤ちゃんの笑顔などを見て、思わずこちらも笑い顔になることがあるが、チンパンジーは相手につられて笑うこともない。自分が本当に楽しい気持ちになったときだけ笑うのだ。ということは、このチンパンジーくん、よほど楽しいことがあったんだね。

Juniors Bildarchiv/アフロ

馬:大爆笑!? そのワケは、なにか“匂う”から…

馬は意外に表情豊か。うれしいときは、首を上げながら尻尾を高く振り、軽やかな足取りで走り、ブラッシングなどをされて気持ちがいいときは鼻の下を伸ばす。大きく鼻の穴を開いて、鼻をふうふう鳴らしているときは驚いているときだし、左右の耳をバラバラの方向に向け、視線が定まらないときは、不安なとき。

上唇をまきあげていると、いかにも笑っているように見えるが、実はこの表情をしたときは、匂いを敏感に感じ取ろうとしているときなのだとか。3匹ともがこんな表情をしているということは、よほど気になる匂いを感じたのだろうか。

山本つねお/アフロ

カンガルー:草だけ食べてもマッチョ。筋肉男子は、ここでも人気だ

なにやら不敵な笑みを浮かべているカンガルー。目線の先にはお気に入りのメスがいるのか、はたまた、そのメスに近づこうとしているオスを見ているのか……。

野生のカンガルーは意外と凶暴。とくに発情期になるとメスを巡って、殴り合いのケンカをする。それでも決着がつかない場合は、尻尾で体を支え、両足で前蹴りをすることも。その威力はすさまじく、人間だったら内臓破裂もしかねないほどだ。といっても、いつも殴り合いをして恋を成就させているわけではない。メスの気をひくための最初のアプローチは、上腕を持ちあげてのマッチョポーズ。上半身が大きいオスほどモテるそうだ。草食なのに、筋肉ムキムキになるのは、筋肉を作るのに必要なアミノ酸を草から作れる腸内細菌をもっているからなんだとか。

堀町政明/アフロ

シロフクロウ:知恵や学問を象徴する“森の精霊”の笑えない現実

映画『ハリー・ポッター』で、主人公ハリーの忠実な友として登場し、一躍有名になったシロフクロウ。そもそもなぜハリーの友だちがフクロウだったかというと、古代ギリシャ神話で女神ミネルヴァのお使いの鳥として、知恵や学問を象徴する精霊といわれているから。日本でも「福来郎」「不苦労」などといった語呂合わせから、縁起のいいものとされている。

そんなフクロウがたいへんなことになっている。『ハリー・ポッター』シリーズが公開されて以降、「自分も飼いたい」という人が続出。飼うのはいいのだが、狭いケージに入れておくとストレスをためてしまうため、1m以上のケージが必要。また、エサには新鮮な生肉が必要で、そのためには、ラットやひよこ、ウズラをさばかなくてはならない。なんとペットのフクロウの死因の多くは餓死なんだとか。この微笑みを絶やさないためにも、安易にペットにするのは考えたほうがよさそうだ。

福田竜也/アフロ

スナメリ:人間ほどの大きさのクジラ。キュッと上がった口角が愛らしい

スナメリは、瀬戸内海や伊勢湾に多く生息している小型のクジラだ。頭は丸く、背びれはなく、体長は1.6~1.7mくらい。体重も50~60㎏と、人間と同じくらいの大きさ。

実はこのスナメリ、海の環境を判断するための象徴的な生き物と言われている。瀬戸内海では、スナメリが食物連鎖の頂点にあると言われ、そのため汚染物質を体にためて死に至ることも。つまり、スナメリがたくさんいれば、瀬戸内海は汚染されていない美しい海ということになる。1970年代には5000頭ほどいたと言われるが、今はかなり少なくなっているのだとか。

Biosphoto/アフロ

ライオン:イギリスの彫刻家が3年かけて作った日本橋の獅子

百獣の王ライオン。オスは自分では狩りをせず、狩りはメス任せ。微笑んでいるように見えるのは、メスライオンが大物を倒したからだろうか。

日本でこの堂々とした姿が見られるのは動物園だけではない。言わずと知れた日本橋三越本店の正面玄関。あの像が誕生したのは1914年。100年以上前のことなのだ。ライオン像を注文したのは、当時の支配人、日比翁助(ひびおうすけ)。百貨店開設準備のため、欧米を視察したときに、ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔の下の獅子像を見て、「デパート業界の百獣の王になろう」と、設置を思い立ったといわれる。イギリスの彫刻家に制作を依頼し、完成までに3年もの時間を要したとか。日々翁助氏、大のライオン好きで、自分の息子に「雷音」と名付けたというから徹底している。

笑顔を忘れそうになったとき、この動物たちを見てみよう。大きな笑い、はにかんだような微笑み……動物たちが笑顔を思いだせてくれそうだ。

 

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  • 写真アフロ取材・文中川いづみ

Photo Gallary6

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