「キーマンは初戦の投手」両チームでプレーした”超人”糸井嘉男が語る「関西ダービーのゆくえ」 | FRIDAYデジタル

「キーマンは初戦の投手」両チームでプレーした”超人”糸井嘉男が語る「関西ダービーのゆくえ」

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「どっちなんですかねぇ~」

司会者から日本シリーズの優勝予想の質問が飛ぶと、〝超人〟と呼ばれた男はそう笑みを浮かべた。

10月25日、ボディケア商品を手掛けるファイテンの会見場に姿を現したのは野球解説者の糸井嘉男氏(42)だ。

「周りから超人超人って言われるんで、ファイティン使って維持してました」と商品をアピールした
「周りから超人超人って言われるんで、ファイティン使って維持してました」と商品をアピールした

「この日はボディケアカンパニーのファイテン株式会社の創立40周年と中華圏へのECビジネス進出についての記者会見が行われ、同社の平田好宏社長(70)が今後の展開について記者たちに説明をしました。糸井さんは現役時代からファイテンの愛用者として知られており、当日は公式アンバサダーとしてゲスト登壇したのです」(全国紙経済部記者)

糸井氏は’13年から’16年まで盗塁王に輝くなどオリックスで活躍。その後、阪神にFA移籍し、昨年9月に現役を引退するまで5年間プレーした。

「今回の日本シリーズは阪神VSオリックスという関西ダービー。関西の球団が日本一を争うのは実に59年ぶりです。両球団を熟知しており、かつ日本シリーズも経験している糸井氏は”シリーズ男”としてスポーツメディアで注目されています」(スポーツライター)

そんな期待を知ってか知らずか、会見に登場した糸井氏がまず口にしたのは自身の現役最終打席の愚痴だった。

「(最後の打席は)普通、相手投手は真っすぐしか投げてこないんですけど、相手チームの広島が阪神と3位争いをしていて、思いっきり変化球を投げられて抑えにこられた(笑)。でもヒットを打てて良かったです」

同じ京都府丹後市出身という糸井氏と平田社長。平田社長が「新阪急ホテルでステーキを食べましたね」と初対面の思い出を語るとすかさず「酔っぱらいましたね~!!」と返答するなど糸井節は健在だった。

会見終盤、日本シリーズの話題に及ぶとようやく糸井氏はこう分析した。

「キーマンで言えばやっぱり一戦目のピッチャーじゃないですかね。オリックスは山本由伸投手(25)、阪神は村上頌樹投手(25)。初戦に勝ったほうが優勝するんじゃないんですか。僕はどっちが勝つとかあまり言わないようにしてるんですけどね。ハハハハッ!!」

優勝予想については最後までお茶を濁した糸井氏だが、会見後の囲み取材では関西ダービーへの率直な思いを明かした。

「僕は両方のチームで優勝を目指してました。最高で2位まではいけましたけど、優勝は手にすることは出来なかった。その2つのチームが(日本シリーズで)相まみえるのは感慨深いです。阪神はほとんどが一緒にプレーした選手ですし、オリックスにも結構残ってます。僕はどっちも応援してます」

〝超人〟が感情移入しまくる関西ダービーを制するのは果たして――。

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