深田恭子ちゃんと愛犬“とろろ”のダブルの癒しにメロメロ
深田恭子主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』に登場 モフモフの「とろろ」に癒された~い!
おバカ高校から東大を目指し一念発起した由利匡平(横浜流星)、恋愛以外ならエリートの幼なじみ・八雲雅志(永山絢斗)、元ヤン高校教師でさりげなく女性をエスコートできるイケメン・山下一真(中村倫也)。そんな3人から思われるという最高にハッピーな状況にいるアラサー塾講師の春見順子(深田恭子)。女性なら一度はそんな状況におかれてみたいと思うようなラブコメディ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系 毎週火曜10時〜)。
今作のみどころは、恋愛音痴で鈍感な順子を思い静かに苦悩する男性陣と順子のやり取り、そして順子のとにかく可愛過ぎるマシュマロの様な微笑み。これに加えてもうひとつ、そう、順子の飼い犬「とろろ」の存在!! SNSでも「とろろに埋もれたい!」「私も順子みたいにとろろに寄りかかって癒されたい!」という声が続出しているのだ。

この大人気のとろろ、本名はオズという8歳の女の子。オールドイングリッシュシープドッグという牧羊犬で、これまでにミュージカルの「アニー」でのサンディー役、安室奈美恵の「Christmas Wish」のPVほか、多数のCMに出演する売れっ子なのだ。番組の中では順子に抱きしめられても、モフモフされても穏やかに座っているとろろ。元々おっとりした性格なのかと思いきや、これはトレーニングの賜物だとオズの飼い主である動物プロダクションZOOの担当・横山さんは語る。
「トレーニングと言うと厳しく感じますが、実はこれは人間と犬がお互いどれだけ愛情でつながっているかということです。トレーニングをするのに“おやつ”を使うことがありますが、私たちはおやつをほとんど使いません。例えば“待て”ができたら私たちはたっぷりなでてあげたり、ほめてあげるんです。こうすることで人間と信頼関係が作られ、犬は愛情を覚えます。こうやって育てられたオズはよく人の目をみるし、自分のことをかわいがってくれる人を理解しています。
深田恭子さんはご自身でも犬を飼っているということで、犬の扱い方もよくわかっていらっしゃるし、オズのことをかわいがってくれています。だから、オズも深田さんが抱きしめてくれるのがうれしくて、じっと座っているんです」
確かに、撮影の合間でも恭子ちゃんはオズに話しかけたり、なでてあげるなど、かわいがっている様子。そのかいあってか、落ち込んでとろろをハグする順子として恭子ちゃんが演技をしていると、オズは大好きな彼女を慰めるかのように顔をペロッとなめたのだ。恭子ちゃんもこれには驚いたようで「初めてとろろになめられたかも!? 演技しているみたい」と驚いた様子だった。
「役者さんはメイクが崩れないように、犬にペロペロされると少しだけ身体を離すんです。オズは賢いので、普段は役者さんの身体が離れるとなめるのをやめるんです。でも、今回は大好きな深田さんが悲しんでいると思って、慰めようと、なめてしまったのかもしれません。深田さんはもちろんですが、永山さんや現場のスタッフさんにも本当かわいがってもらっていて、オズもこのドラマが大好きです」
オールドイングリッシュシープドッグはイギリスでは幼稚園や保育園でも子どもの面倒をみるほど賢い犬。オズも撮影本番になると指示通り座ったり、立ち上がったり、ソファに乗るなどリクエストされた演技を重ねる。でも長丁場のドラマの撮影ではさすがのオズも疲れてしまうのか、スタジオを離れると床でお腹を見せて寝ていたりするそう。
「朝もスタジオに入るとスタッフのみなさんがオズに“おはよう”と声をかけてくれたりなでてくれて、オズにとっては『初めて恋をした日に読む話』の現場は“大好きな人たちがいるところへ遊びに行く感覚”なんです。だからこそオズはこの撮影現場で甘えた顔をして無防備にお腹を見せて寝ているんです。幸せなことですよね」
最終回に向けて、もどかしい恋の行方と東大受験の結果に一喜一憂するテレビの前の私たちと、佳境を迎える撮影現場にほんわかした癒しオーラを“とろろ”ことオズは届けてくれるはず。物語の結末も、とろろも最後まで見逃せません!



企画・構成:SUPER MIX文:知野美紀子(SUPER MIX)撮影:早川達也