<figure id="attachment_339789" aria-describedby="caption-attachment-339789" style="width: 813px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="acb4b9d5"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/7e3083c0b8922496ae9021b74b8a7432.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-339789" class="wp-caption-text">今年８月、10勝をあげ笑顔のバウアー（PHOTO：共同通信社）</figcaption></figure>
〈バウアー残留〉
プロ野球ドラフト会議が行われた10月26日、Ｘ（旧ツイッター）でトレンド入りしたのがこのワードだ。ＤｅＮＡが野手の度会隆輝（ＥＮＥＯＳ）を１位指名したためだという。いったい、どういうことだろうか。
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「ＤｅＮＡにとって、即戦力の投手が最大の補強ポイントだったはずです。ＷＢＣの決勝戦に登板した今永昇太がメジャーに挑戦するといわれ、’20年にサイ・ヤング賞に輝いたトレバー・バウアーが移籍する可能性が高いといわれていますから。にもかかわらず１位指名は野手。ベイスターズファンを中心に、引き留めに成功しバウアーが残留するから、投手でなく野手を獲ったのではないかという憶測が流れたんです。
実際に、残留の可能性はないとはいえません。ＤｅＮＡはバウアーにとって、かなり居心地の良い球団でしょう。メジャー流の中４日の登板や、練習中の動画配信などバウアーの要望に応じていますから。年俸10億円近くの争奪戦になるといわれますが、今永がポスティングシステムを利用してメジャーに移籍すれば譲渡金を資金にあてることができます」（球団関係者）
<h2>影を落とす女性への暴行疑惑</h2>
ケガでたびたび離脱しながら10勝をあげ防御率2.76の成績を残したバウアーは、ＤｅＮＡにとって欠かせない戦力だろう。ただバウアーは残留を明言していない。来季プレーするチームの優先順位としてあげているのが次の３条件だ。優勝を狙える、個人タイトルを獲りやすい、多くのファンを喜ばせることができる――。
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「バウアーとしては、メジャーに復帰したいのが本音でしょう。しかし’21年５月に女性への暴行疑惑が発覚し、324試合の出場停止処分を受けています（後に194試合に軽減）。今年10月に女性と和解が成立したとはいえ、印象は相当悪く早期の復帰は難しい状態です。日本球界にとどまる可能性が非常に高い。
ＤｅＮＡを退団するとなれば、移籍先の本命と考えられるのがソフトバンクです。３年連続で優勝を逃した要因の一つに、絶対的なエースの不在があります。闘志あふれるバウアーは適任でしょう。資金力のあるソフトバンクなら、金銭面でマネーゲームでも優位に立てます」（スポーツ紙担当記者）
しかし今季のクライマックスシリーズではファーストステージで敗退したソフトバンクが、バウアーの提示する「優勝を狙えるチーム」なのか疑問符がつく。意外な球団も、移籍先候補にあがっているのだ。
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「今季パ・リーグを制したオリックスです。オリックスは投手王国と思われますが、エースの山本由伸が今オフにメジャーへ挑戦する可能性が高い。先発投手不足は、来季の懸念材料でもあるんです。３年連続リーグ制覇しているオリックスは、間違いなく『優勝を狙えるチーム』で個人タイトルも獲りやすい。バウアーの条件に適したチームといえます」（同前）
残留か移籍か。水面下では、各球団によるバウアー争奪戦が始まっている。
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共同通信社

残留か移籍か。DeNAバウアーの動向が注目される。今季はケガで離脱しながら10勝の活躍。本人は来季所属のチームの希望として「優勝できる」など３条件を提示。急浮上した意外な移籍先候補とはーー。

ドラ１に野手指名で残留の可能性も…ＤｅＮＡバウアー「噂される本命ホークスでない」意外な移籍先

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