<figure id="attachment_340279" aria-describedby="caption-attachment-340279" style="width: 5472px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ad21f49c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/11/70daa66f46436d22845dba95d34f6ea5.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-340279" class="wp-caption-text">新会社の社長就任を辞退した東山紀之（左）。株主である藤島ジュリー氏の思惑は……</figcaption></figure>
<p>“ある意味”では東山紀之も“被害者”なのかもしれない――。</p>
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<p>『SMILE-UP.』（旧ジャニーズ事務所）の社長で、タレントの東山が、新たに立ち上げる新会社の社長就任を辞退したことがわかった。</p>
<p>新たな社長候補には女優・のん（旧・能年玲奈）のエージェントを務める元ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスの社長で、現在コンサル会社社長の福田淳氏が浮上している。</p>
<p>９月７日に藤島ジュリー景子氏とともに会見を開き、旧ジャニーズ事務所の社長となったことが発表された東山。そして10月２日に２回目の会見を開き、SMILE社とは別の新会社社長も兼務するとの発表だったが、１ヵ月も経たないうちに断念せざるを得なくなった。</p>
<p><span class="strongInContent">「東山さんが新社長ということで、刷新感が全くなかった。それだけでなく、ジャニー氏の性加害を“ウワサでは聞いていた”などと曖昧な回答をしたことで、世間は猛反発しました。</span></p>
<p><span class="strongInContent">同じ元ジャニーズの被害者からも“絶対知っていたはず”という声が徐々に集まり、ついには『報道特集』（TBS系）が、東山さんが“お前もやられてこい”などと言ってジャニー氏の性加害に加担していたような証言を放送した。このあたりの報道が過熱したことで、断念せざるを得なかったのでは」（スポーツ紙記者）</span></p>
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<p>膨大な件数の補償、新会社とタレントの契約、さらに激しいバッシングなどにも対処しながら、東山自身は10月８日から11月23日まで行われる主演舞台『チョコレートドーナツ』の公演をこなしている。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="「90歳まで舞台に立つ」夢が……"></div>
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<p>さらに12月には大阪と東京でディナーショーも控えており、本来ならそれでタレント活動に一区切りというはずだった。東山は</p>
<p><span class="strongInContent">「夢は90歳くらいまで舞台に立ちたかった」</span></p>
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<p>と本音を吐露したが、被害者へと向き合うことについて“生涯をかけて取り組む”と会見で決意を表明している。「少年隊」や「東山紀之」というタレントとして、これまで芸能活動をしてきた人物が、ジャニー喜多川氏が起こした性加害問題に生涯をかけるという覚悟は、評価するべきだろう。</p>
<p><span class="strongInContent">「語弊があるかもしれませんが、東山さんもある意味“被害者”ではないでしょうか。100％株主のジュリー氏が信頼しているという理由だけで、両社の社長に任命され矢面に立たされた。</span></p>
<p><span class="strongInContent">ジュリー氏が福田氏のような外部の経営者などを当初から招聘していれば、東山さんがこれほど糾弾されることもなかったでしょう。日本屈指のエンターテイナーである東山さんは、ジュリー氏の無謀な人選によって潰されたも同然。タレント復帰も難しいかもしれませんね」（芸能プロ関係者）</span></p>
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<p>週刊文春では、田原俊彦の元マネージャーがインタビューに答えており、故・メリー名誉会長が、娘であるジュリー氏が当時交際していた東山との逢引用のマンションを用意していたことを明かしている。事実であれば、表向きは全権を“元カレ”という東山に委ね、すべての金と権限を握っているジュリー氏が裏でコントロールしようとした可能性は否定できない。</p>
<p>まさに、ジュリー氏の思惑に“巻き込まれた”かたちになってしまった東山。過去の言動が暴かれたことにより、今後もしタレントとして復活しても、大きな傷が残ってしまったことは間違いないだろう……。</p>
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中村 和彦

新たに立ち上げる”エージェント”会社の社長就任を断念した東山紀之氏。今後は被害者への補償に特化したSMILE-UP．社のみの社長となるが、そのウラにある藤島ジュリー氏の思惑は…

「社長辞退」の東山紀之　藤島ジュリー氏の“思惑”で二転三転…「タレント復帰にも暗雲」

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