「54歳年下彼女が6月に出産」アル・パチーノ 養育費が月450万円の『ゴッドファーザー』な太っ腹
映画『ゴッドファーザー』などで知られるハリウッドの大御所俳優アル・パチーノが今年6月に83歳にして4人目の子供のパパになり話題を呼んだが、その子供の養育費として月3万ドル(約450万円)の養育費を支払うことで、54歳年下の交際相手と合意したという。米TMZが報じている。
アルの54歳年下の恋人で6月に第1子となる息子ローマン・パチーノを出産したノール・アルファラさんは、子供の養育費や親権について弁護士を立てて交渉していたが、最近合意したという。
2人はローマン君の法的親権を共有し、ノールが第一親権を、そしてアルが面会権を得ることになるという。また学校教育の決定や課外活動への参加に関しては、両者が同等の発言権を持つという。
子供の養育費についてアルは11万ドル(約1650万円)を前払いし、基本養育費として月3万ドルを支払う。また、年間1万5000ドル(約225万円)を教育基金に入れなければならず、その年の収入によっては、年末に最大9万ドル(約1350万円)を追加で支払う可能性もあるという。破格の養育費になることは間違いないようだ。
「アルとノールさんは’22年4月から交際しているが、ノールさんの妊娠はまったく予想外だったようです。関係者によると、“4人目の子供を作るつもりはなかった”と語っていたそうです。さらに、アルは医学的な問題からも、この時期にはもう子供を持つことはできないと思っていたようですね」(女性誌記者)
アルは、過去にダイアン・キートン、ペネロペ・アン・ミラー、キャスリーン・クインランなどの女優と浮名を流してきた。だが、結婚歴はない。
一方、ノールさんはクウェート系アメリカ人の裕福な家庭の出身で、昨年4月にアルとの交際が報じられた。関係者は
「アルは彼女の父親よりも年上ですが、年齢差は問題ではないようです。彼女は裕福でジェット機で世界を飛び回っているジェットセットの人たちと一緒に行動していますし、裕福な家系なんです」
という。
ノールさんは、ソニーのリンダ・オブスト・プロダクションの副社長も務め、映画の製作にも携わっているという。かつて『ローリング・ストーンズ』のミック・ジャガーとの交際を報じられたこともあった。
過去に交際していた女性との間に3人の子供がいて3人ともすでに成人しているアル。これまでに夜勤看護費用として月1万3000ドル(約195万円)を支払っており、保険外の医療費も負担しているという。
そして新たに月450万円の養育費を支払うのだから、まさに“ゴッドファーザー”ならではの太っ腹のようだ――。
- 文:阪本 良(ライター、元『東京スポーツ新聞社』文化社会部部長)
- PHOTO:Backgrid/アフロ