綾瀬はるか 着物姿での最新ロケを都内で発見! ″歩道橋ダイブ″で魅せた「トップ女優の貫禄」
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映画『リボルバー・リリー』の後は、
人気ドラマ『ぎぼむす』でまたも体当たりアクション

「よ〜〜い、アクション!」
10月中旬、東京・護国寺(文京区)近くの大通りに野太い声が響いた。ロケ隊の中心にいたのは女優の綾瀬はるか(38)だ。
真っ黒な着物姿で大きな花束を持ち、凛(りん)とした表情で歩道橋を下りている……と、次の瞬間、クッションへとダイブ! その上でスタッフと話すと、歩道橋に登って再びダイブ! 何度も繰り返したあと、綾瀬は納得したように笑顔を見せた。
「『義母と娘のブルース』(TBS系)の新春特番の撮影だったようです。歩道橋から転落するシーンでしたが、綾瀬はリアリティを追求してスタントマンを使わず、全テイクを自分で挑戦しました。
この日は10月にもかかわらず夏日を記録するほどの暑さで、着物の綾瀬は汗だく。しかし休憩中はスタッフの体調を気遣うなど、現場への配慮を忘れない姿勢はさすがでした」(制作会社関係者)
綾瀬といえば、今年8月に公開された主演映画『リボルバー・リリー』でも本格アクションに挑戦している。コラムニストの影山貴彦氏は「アクションは新たな武器になりつつある」と分析する。
「綾瀬さんの魅力は天真爛漫な演技です。しかし30代後半になり、いつまでもそのキャラクターでは年齢との違和感が生まれてくる。そこでイメージと真逆に近いアクションに取り組んでいるんだと思います。磨きをかければ、さらに一回り大きな存在になれるでしょう」
演技に対する貪欲な姿勢こそ、トップ女優で居続ける秘訣なのだろう。





『FRIDAY』2023年11月10・17日合併号より
PHOTO:結束武郎