原田龍二がついに撮影成功! 幻のUMAネッシーが姿を現した!? | FRIDAYデジタル

原田龍二がついに撮影成功! 幻のUMAネッシーが姿を現した!?

訪ねる先々で不思議体験をしているミステリー体質の原田龍二。今回は海外で遭遇したあの有名な未知の生物との出会いを語る。 ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.005

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未確認の巨大生物と言えば、ネス湖に棲むといわれる、あのネッシーを思い浮かべる人が多いだろう。座敷わらしがいるという家を訪ねるたびに不思議体験をしている俳優の原田龍二が、そのミステリーハンター・パワーを海外でも発揮。とうとうネッシーが湖に浮かぶ姿を捉えた!?

◆ UMA界のラスボス・ネッシーを訪ね、「ここには何かいる」と肌で感じた。

イギリスの北部、スコットランドにあるネス湖はイギリス最大級の淡水湖で、横幅はたったの2kmしかないのですが、長さは35kmもあるという非常に細長い湖です。ここはかの有名なネッシーが棲むと言われる湖なのですが、今回はこのUMA(ユーマ、未確認生物)界の王者と言っても過言ではないネッシーの姿をひと目見ようと『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジ系 毎週水 夜7時〜)の収録で訪ねた時のお話をしましょう。

ネッシーは70年代~80年代のUMAブームの際には必ず名前が出るほど、その存在について議論が交わされました。しかしその発端となった有名なネッシーの姿を捉えた写真はフェイクだったと、撮影した当事者が明かしたことから、その存在には疑いの目が掛けられたんです。ただ、その後も相変わらず様々な目撃情報があるし、いまだに多くの人がこの湖に訪れているんです。やっぱりネス湖って、誰しもが一度は訪ねてみたいと思うミステリー界におけるサンクチュアリなんですよね。僕も実際に訪ねてみて、うっそうとした緑と淀んで見える湖を目の前にすると「ここには何かいるんだろうな」という気持ちになったのは確かです。

ネス湖を紹介する看板。左上に「THE MONSTER」としてネッシーが紹介されている。これによると、最初にネッシーらしき存在が発見されたのは1400年以上も前のことだという
ネス湖を紹介する看板。左上に「THE MONSTER」としてネッシーが紹介されている。これによると、最初にネッシーらしき存在が発見されたのは1400年以上も前のことだという

◆ ネッシーのような巨大な首の長い生物がネス湖で生きて行くことができるのか?

実を言うと、僕はネッシーはいないと思います。

だって現代の環境であんな首の長い恐竜みたいな生き物が存在できるとは思えないんです。ネス湖はその昔、海とつながっていたのですが、地殻変動により海から分断されて今の細長い姿になっているんです。なので、今のこの湖にはネッシーのような大きな生き物が生き長らえるだけの食料がないですよね。

ただ、今回ネッシー博物館の館長にお会いして様々なお話を伺うことができました。彼はネッシーの発見に人生を掛けていて、何名ものダイバーをローラー作戦のように湖に潜らせたり、潜水艦も使って調べているそうです。それ以外にも漁船で使用するソナーを活用して湖をくまなく探索し、その結果、巨大な生き物の影も捕らえているそうです。確固たるネッシーの姿はまだ確認できていないですが、そんな大掛かりなことを何年も私財を投じて調べている彼の存在こそが、そこにミステリーがある証拠だと僕は思います。

館長である彼に博物館を見学した後に改めて「ネッシーはいますか?」と尋ねたんです。すると館長からは「ネッシーはいるかもしれないし、いないかもしれない。それはあなたの心が決めるべきだ」と返されたんです。あまりにも不完全燃焼な無責任な答えだと読者の方は感じるでしょう。でも、実際にネス湖に行った僕はこの答えに納得しました。

ネッシー博物館。貴重な資料や映像が残されている
ネッシー博物館。貴重な資料や映像が残されている

◆ ネス湖に潜り、夜営をして感じた巨大生物の存在

滞在中、僕はネス湖に潜ってみました。湖水はピートという泥炭が含まれるため、赤褐色に濁っていて、決して視界はよくありません。しかもネス湖の中心部は水深が200m以上あるらしく、水の濁りに加えて水深の深さもあり、そもそもすべてを把握することが非常に難しい湖だということがわかりました。だからこそ何か未確認の生物がいても「ネッシー“かもしれない”」という答えしか戻せないのだと思います。館長の言葉は無責任なのではなく、彼のこれまでのリサーチに基づいたとても真摯な答えなんだと、実際に現地を訪ねた人なら分かってもらえると思います。

滞在中は湖畔にテントを張って、スタッフと一緒に湖面の動きを見逃すまいと眺めていました。そんな時、ふと脇に目をやると湖畔に小さな朽ち果てた小屋がいくつかあるのを見つけました。この小屋、ぼくたちと同じようにネッシーを見つけようとに湖畔で観察を続けた昔の人たちの基地だったのだそう。やはりこのネス湖という場所には昔から人々に“何かがいる”と思わせる存在がいるんだと思います。

ネス湖の前で夜営をする原田。とにかく寒かったということだが、明るい月に照らされ、湖面動きはよく見えたそう
ネス湖の前で夜営をする原田。とにかく寒かったということだが、明るい月に照らされ、湖面動きはよく見えたそう

◆ ついに原田龍二が捕らえた!! これがネッシーの姿か!?

夜営までしたものの、残念ながらこの目で何かを発見することはできませんでした。何の発見もなく日本へ帰ることになるなと思いながら、僕は湖の周辺を歩く現地のおじいさんの姿を何気なく写真に写し、帰路に就き始めました。

写真中央左に黒い影が! 水しぶきらしい白い波の様子も写っている。手前を歩く男性と比較すると、その影が実際はかなりの大きさだということがお分かりいただけるだろう
写真中央左に黒い影が! 水しぶきらしい白い波の様子も写っている。手前を歩く男性と比較すると、その影が実際はかなりの大きさだということがお分かりいただけるだろう

しかし、この写真にまさかの不思議な生き物らしき存在が写っていたのです! お解りになるでしょうか? 湖面に浮かぶ小さな影。 手前を歩くおじいさんと比較をしても、その黒い影の大きさは分かっていただけるともいます。また、黒い影の後ろには水しぶきらしい白いものも写っています。

とはいえ、僕はこの写真を見た瞬間に「鳥が偶然写り込んだのでは?」と思ったのも事実です。だからこそ真偽のほどを確かめる必要があると思い、この写真の画像解析をお願いしました。すると返って来たのはまさかの「分からない」という答えでした。

結局、あのネス湖の館長さんが言う通りなんです。不思議な存在はいるのか、いないのか、決めるのは自分なんです。僕がこうやって不思議な存在に出会う体験をしているのは、僕を介して多くの人に目に見えない存在が世の中にはあることを知ってもらうためなんじゃないかなと最近思います。そういう存在を信じるならば、あなたにとってこの世界はもっと大きく広がりをみせて、おもしろいものになるんだと思います。

そう、不思議な存在が世の中にいるのか、いないのか。その答えはあなたの心の中にあるのです。

  • 語り部原田龍二

    (はらだりゅうじ)1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍し、趣味の温泉巡りでは芸能界きっての通として認識されている。近著に不倫旅行をテーマにした写真集「密愛」(スペシャル版)、「情愛」「渇愛」「純愛」(ライト版)のほか、日本全国の温泉を紹介する本、「一湯入魂」がある。現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCを務めるほか、「世界の何だコレ!?ミステリー」(フジ系)では人気コーナーで番組を盛り上げている。

  • 企画・構成SUPER MIX知野美紀子(SUPER MIX)

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