<figure id="attachment_345575" aria-describedby="caption-attachment-345575" style="width: 1796px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="2a0ef83a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/11/c6a0381363dae790fa747cb3e7f1440f.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-345575" class="wp-caption-text">SMAPをトップアイドルに育て上げたI元マネージャーだが……</figcaption></figure>
故ジャニー喜多川氏の性加害問題に端を発したテレビ業界の“闇”が暴かれようとしている――。
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TBSは11月26日、検証番組『旧ジャニーズ事務所問題に関する特別調査報告』を放送。TBSテレビとTBSラジオは、ジャニー氏の性加害報道をめぐる対応や旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）との関係などについて、合同で調査を実施した。
なかでも興味深いのは、’09年４月、元SMAPの草彅剛が、東京・港区の公園にて泥酔状態で全裸で騒いでいたとして、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された件に触れたことだ。検証番組では、アイドルグループのＢ氏と表現。草彅は送検後、処分保留のまま釈放された。
その後、草彅を乗せた車は警察署を出たあと、マスコミに追跡されながら、赤坂のTBS放送センター内の地下駐車場へ。同局の報道局員がカメラを持って現場に急行したところ、編成局員が
「撮るな！」
と制止。記者とカメラマンが車を囲み、草彅に質問を投げかけたところ、車は走り去り、その模様は当日のニュース番組で放送された。
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ヒアリングで、報道局編集長は
「地下駐車場で取材している記者から電話があり『編成がやめてくれと言っているが、どうしましょうか』と報告があった」
「現場にはジャニーズ側と連絡を取っている社員がいた」
「偉い人が駐車場にまで出てくる事案なんだな。制作なのか、編成なのか、報道以外の人はそこまでジャニーズに配慮するんだと感じた。取材を邪魔されたのは納得がいかなかった」
と証言した。
<div data-friday-nextpage-lead="滝沢秀明氏との“密会”報道も出たI氏だが……"></div>
セクションの違う報道と編成は“相互干渉”しないことが大前提。しかし、旧ジャニーズのトップだったSMAPに対しては、編成が報道現場に堂々と介入していたことが明らかになった。当時を知るテレビ局関係者は
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「草彅さんの件だけではありません。元SMAPの稲垣吾郎さんが’01年に道路交通法違反容疑などで逮捕された際も、テレビは『稲垣メンバー』と伝えました。あれもジャニーズ側に配慮した編成の判断。テレビ局との関係は異常すぎました」
と話す。
TBSは特別調査委員会による調査報告で
「車両を招き入れた目的は、報道陣の取材から逃れるためだったことは明白であり、報道局の取材を妨害してしまったことになる。いわば報道機関が報道機関としての責務を自ら放棄させうる行為だった」
と断罪。
「再発防止のための措置もとられていなかった」
とも指摘している。
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旧ジャニーズ事務所の忖度問題で真っ先に名前が挙がるのは、ジャニー氏の姉であるメリー喜多川氏だ。
「嫌ならおたくから引き揚げる」
といった脅し文句を駆使してメディアを支配していた。
だが、稲垣や草彅の件に関して言えば、メリー氏ではなく、元SMAPのチーフマネジャーで現『CULEN』代表のI氏の存在が大きい。草彅が逮捕された際のI氏は
「大きなショックを受け、数日間寝込んだ」（スポーツ紙記者）
とも言われる。
I氏もまたメディアに対して強い態度で臨むことが多々あった。稲垣や草彅の件がそれで
「旧ジャニーズ事務所への忖度が問題になったとき、Iさんの元にも取材申請が多数あったそうですが、すべて却下しています。下手に答えれば“どの口が……”ということにもなりかねないからです」（同・スポーツ紙記者）
一部スポーツ紙で、『TOBE』の滝沢秀明氏とI氏の“密会”が報じられた際には、烈火の如く怒り狂ったという。
「滝沢氏と会ったことは事実のようですが、報じられたことに怒り心頭。一連のジャニーズ問題には“関わりたくない”というのが基本スタンスで、自身に注目が集まることを徹底的に避けている。滝沢氏との“密会”であらぬ臆測が流れることを警戒したのだと思います」（ワイドショー関係者）
旧ジャニーズとメディアの“いびつな関係”を全容解明したいなら、現場の最前線にいたI氏や滝沢氏の“証言”は必要不可欠。しかし両者は今後も一切触れるつもりはないという。
当事者もメディアも結局は「忖度はあった」という“ふわっとした結論”で事を収めたいようだ――。
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11月26日、TBSは検証番組『旧ジャニーズ事務所問題に関する特別調査報告』を放送。そこでは、草彅剛の”全裸事件”で行われた「ジャニーズ忖度」に言及し……

「撮るな！」草彅剛事件で「ジャニーズ忖度」認めたTBSと、沈黙を続ける「元SMAPマネージャー」

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