鶴瓶にタモリ、吉田拓郎に奥田瑛二… あいみょんが若者だけでなくおじさんからも「好かれすぎなワケ」

『マリーゴールド』や『君はロックを聴かない』など数々のヒット曲で知られている、シンガーソングライターのあいみょん。’16年11月にメジャーデビューをし、’18年には『NHK紅白歌合戦』へ出演も果たした。「今どきの若者に人気」というイメージがあるあいみょんだが、実はおじさんたちの間でも熱烈な支持を得ている。

俳優の奥田瑛二もあいみょんに魅了されているうちの一人だ。奥田は『徹子の部屋』に出演した際に《気がつくと涙が流れている》とあいみょんのファンであることを告白している。さらに、音楽界の巨匠、吉田拓郎までも《日常をすごくうまく描く人》とあいみょんの歌詞を絶賛し心を奪われているのだ。

「俳優の奥田さんは、昔の歌謡曲ではなく、今どきの若者が書いた歌詞で泣いたことに驚いているようです。最近では、お孫さんとあいみょんさんの話をしてしまうほど魅了されているとか。また、吉田さんも自身のアルバム作成にあいみょんさんから刺激を受け、その力強さに心から感動しているようです」（芸能ライター）

音楽だけでなく、あいみょんの人柄もおじさんたちの心を掴んでいるようだ。特に笑福亭鶴瓶はプライベートでも親交が深く、ラジオで共演する際にはあいみょんの曲を全て聴き、感想をメモするほどの熱狂ぶりだ。また、あいみょんは『タモリ倶楽部』で難しいテーマであるラブホテルについても堂々と話し、タモリとの対話を楽しんでいた。

「鶴瓶さんとあいみょんさんはプライベートでも仲が良く、あいみょんさんも《鶴瓶さんに曲を聴かれるのが年々くすぐったい気持ちになる》と言うほど親しい関係を築いています。『タモリ倶楽部』への出演では、ラブホテルというきわどい話題でも堂々と語るあいみょんさんに『ほんと良いキャラすぎる』と視聴者は魅了されていました。タモリさんもテレビ番組に出演した際に、あいみょんさんのことを《春画の見どころもわかっている》と褒めていたことがあります」（前出・芸能ライター）

さらに、さまぁ～ず・三村マサカズもあいみょんのファンであり、自身のXであいみょんについて呟いている。

《この今年後半。あいみょんは、ずっと衣装、振る舞い、カッコいいんだなぁ。なんか突き抜けたのかなあ》

これは’21年の12月31日の呟き。これにあいみょんも《三村さんのこのツイート、紅白の出番を終えた国際フォーラムの楽屋で、スタイリスト含め私も超テンション上がってました！！》と返信し、三村は《呟いてよかった。。》と感慨深げだった。

あいみょんは芸能界のおじさんたちだけでなく、一般の音楽好きなおじさんたちからの人気も高い。フォークソング感のある曲を今風にアップデートする音楽性は、懐かしさと新しさを同時に感じさせ、幅広い世代の支持を得ているようだ。おじさん人気を不動のものにしたあいみょんのさらなる躍進に期待したい。